――澪奈にフラれたことから動画を撮るという実に卑怯な人物で…。一颯によって気持ちをあたらめ、自ら犠牲者になることを選択したことにも驚きました。
この決断は里見らしいなと思います。正義感はもちろんあるんですが、どこか自分がやったことに対しての逃げ道を探っての最良の道を見つけて行動したように見えて…。基本は正義ですが、きっとどこかにこれまでの里見らしい、どこか人間くさいズルさもあったんじゃないかな?と思っています。そんなに人って変われないですから。
――同世代ばかり集まった現場ですが、どのような雰囲気なんですか?
本当の高校みたいです。顔合わせのあとに、真壁役の神尾楓珠くんと逢沢役の萩原利久くんと兵頭役の若林時英くんの3人はご飯に行ったらしく…。それを次に会ったときに聞いて「あれ俺は?」って(笑)。その後は4人でご飯に行きました。クラスメイトみたいで楽しいです。
――どんなことを話しているんですか?
この作品って教室という空間で撮影しているので、さくら(永野芽郁)たちをメインで撮っていても後ろで映っていたりするんですよ。でもそこのセリフとかは台本にあるわけではなく。なので仲のいい設定の真壁と兵頭と瀬尾(望月歩)とで、どう動いたらいいかとかアイデアを出し合ったりしています。生徒同士で一緒に作り上げている感じです。
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