浅川梨奈“恋するツンデレ理系美女”で「目に意識」西銘駿を見つめる“乙女な目”に注目

2019/01/31 07:00 配信

映画 インタビュー

浅川梨奈HAIR&MAKE=高橋 亮 STYLIST=椎名倉平


えげつないほどのキャラの大渋滞


――ドラマ、映画を通じてさまざまな実験が出てきますが、印象的な実験はどれですか?

うわっ! う~ん…二個あるんですけど、“壁ドン”と“傘”ですね。壁ドンって「壁ドンをやります」と言ってからやることってなかなかないじゃないですか。西銘さんの“連打壁ドン”は、ただの相撲取りの練習にしか見えなかったりして、みんなでめっちゃ笑っていたので印象に残っていますね。

傘を使った実験は、めちゃくちゃ寒かったんですよ。ヒートテックみたいな長袖の洋服の上にカイロを貼って、その上に下着が濡れないように全身ビニール袋みたいなものを被って、その上から衣装を着ていたんです。だから暖かかったんですけど、そんな中で水を浴びて、濡れたらすごく冷えて…。

でも、あの時の桜田通が最高に面白いので、劇場で見てもらいたいですね。傘の実験の時の桜田通は天才なので! あの後、私フレームアウトするんですけど、その先で我慢できずにずっと笑っていましたから。(濡れるから)一発本番なんです。一生懸命笑いをこらえていたんですけど、本当にしんどかったですね。

――壁ドン連打も無表情で受けていましたね。

自分に向けて壁ドンしてくる時は一生懸命“無”になったり、昨日の夜ご飯、いやその前の夜ご飯は何だったかな?というのを必死に考えたりしていました。私目線での撮影では、(カメラに向かって壁ドンする)西銘さんの姿をモニターで見ながら、みんなでゲラゲラ笑っていました。もう撮影は笑いとの戦いでしたね(笑)。

浅川梨奈が印象に残った実験の一つに挙げた傘の実験(C)2018「リケ恋」製作委員会


――では、最後に読者へメッセージをお願いします。

2018年9月に放送されたドラマの続編なので、改めてドラマを見ていただいてから劇場に足を運んでいただけたら、より理解ができると思います。ただ、映画の冒頭にダイジェストのようなものもあるので、ドラマを見られない方にもこういうことがあって、今があるんだなって分かって見ることができるので、皆さんに楽しんでいただけると思います。

理系の5人だけでなく、劇場版からは文系チームが新しく加わり、ただでさえ濃いメンツがもっともっと濃くなって、えげつないほどのキャラの大渋滞になっています。でも、そんなキャラ一人一人の苦悩だったり葛藤だったりとかもありますので、そういうところも楽しんで見ていただけたらなって。

そして、雪村、神凪、氷室、この三角関係が一体どうなるのかっていうところにも注目していただいて、雪村と氷室の二人は果たしてキスができるのか、できないのか。(この展開は)ドラマに引き続きなんですけど、そういうところにも注目してもらって、劇場で楽しんでいただけたらうれしいなって思っております。

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