GReeeeNが自ら脚本を担当し、横浜流星が主演する映画「愛唄 -約束のナクヒト-」(1月25日公開)の本編映像の一部が公開に先立つ22日、公開された。
映画「愛唄 -約束のナクヒト-」は、大ヒットした映画「キセキ -あの日のソビト-」(2017年)に続くGReeeeN映画プロジェクト第2弾。GReeeeNのヒット曲「愛唄」をモチーフに描かれる、恋する勇気を持てないまま⼤人になってしまったトオル(横浜)と元バンドマンの旧友・龍也(飯島寛騎)、そしてトオルの運命の少⼥・凪(清原果耶)の物語だ。
今回公開されたのは、横浜演じる主人公のトオルが、龍也と一緒に凪が投げかけた公式を解明しようとするシーン。龍也に、ある公式が書いてある紙を⾒せたトオル。それは、以前に凪と潜り込んだ⾼校の教室で、凪が⿊板に書いた公式だった。
数学パズルが好きな凪が考えたという公式は、K(kimochi)についてものだ。Kは気持ちを表し、iは“私”、yはyouで“あなた”を表す。ただし、iとyは同じにはならない(i≠y)という条件。トオルはその公式の意味がわからず、ずっと解けずにいた。
「可能性」、「⼆人が近づく努⼒」、「トオル君と出会ってからひらめいたこと」の3つがヒント、と凪は⾔った。それを聞いた龍也は「さっぱりわからない」と⾔いつつ、「iとyも⼆人の気持ちじゃない?お互い近づくと気持ちも近づく…。なんちゃって」と勘を働かせる。
それを受け、トオルも「iとyが近ければ近いほどKの値は⼤きくなる。⼆人が努⼒すれば近くなる。可能性も⼤きくなる!」と声を弾ませる。
何かに夢中になることもなく平凡な日々を送っていたトオルが、凪と龍也に出会い、少しずつ変わっていく。
⼆人と出会ったときは、うつむきがちで 話す声も⼩さい沈んだ雰囲気だったトオル。だが、公式の話をする表情は病が進⾏しているにもかかわらず明るい。トオルの心境が少しずつ変化していく様を横浜が体現し、本作の⼤きな⾒どころのひとつになっている。
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