TVアニメ『賭ケグルイ××』OPテーマを担当するJUNNA、蛇喰夢子は「とにかくカッコ良い女の子」

2019/01/28 11:52 配信

音楽

3rdシングル「コノユビトマレ」を、1月23日にリリースしたJUNNA


物語の舞台は良家の子女が通う名門・私立百花王学園。じつはギャンブルで支配されているこの学園で、究極の選挙バトルロイヤルが行われる。食うか食われるか、人生すらも賭けた勝負が繰り広げられるTVアニメ『賭ケグルイ××』の主人公が、蛇喰夢子。麗しい美少女でありながら、リスクを負った勝負を楽しむ“賭ケグルイ”である夢子の強烈なキャラクターは、JUNNAが歌うオープニング主題歌「コノユビトマレ」にも反映されている。

「「コノユビトマレ」の歌詞は、夢子が周りの人たちを煽るシーンともつながっていると思います。夢子の印象は、とにかくカッコ良い女の子。賭けに負けたら指を切られる“指切りギロチン”というエピソードが登場するんですけど、“そこまでのリスクを背負いながら戦うなんて、どういう気持ちなんだろう?”と思うし、私には絶対にできないです。だって怖いじゃないですか、ギロチン(笑)。もともと痛いのが嫌いだし、血とかムリなんで」

JUNNA


『マクロスΔ』のオーディションは、まさに“賭け”だった


「失敗するのは怖いし、思い切った勝負をするタイプではないと思います」というJUNNA。そんな彼女がこれまでの18年間のなかで、「“賭け”だったかも」と振り返る出来事がある。TVアニメ『マクロスΔ』に登場する“銀河系最強の戦術音楽ユニット”ワルキューレのメインボーカル、美雲・ギンヌメールの役を受けることについてだ。当時、彼女は14歳。「歌手になれたらいいな」という夢を持ちながら、少しずつ、具体的な道を模索していた時期だったという。

「実際に歌手になれる人は、一握り。“歌いたい”という気持ちはあったけど、“20歳までに何もなかったら、他の道に進もう”と思っていたんですよね。20歳を過ぎると、まわりの友達も就職したり、それぞれの進路を見つけるじゃないですか。その時に自分だけ何もないのは怖いだろうなと思ってたので……。『マクロスΔ』のお話を受けるかどうかは、その頃の私にとって一番大きな決断でした。それまでアニメに関わったこともなかったし、『マクロスF』のことも知らなくて。そんな私が飛び込んでいいのだろうか?と思ったし、ましてやメインボーカルの美雲・ギンヌメールとして真ん中に立つことになるので…。それでも思い切ってやってみようと決めたのは、ビクターのスタッフの方のおかげですね。わざわざ地元の名古屋まで来てくれて、いろいろと説明してくれて。その時に“頑張ろう”と思えたので。オーディションはまさに“賭け”。どうなるかはまったくわからなかったけど、母親に『もし落ちたら、あなたに向いてなかっただけ』と言われて、“そうか。自分に向いている場所を探せばいいんだ”と思えたのも大きかったですね」