中村芝翫、八代目襲名後ドラマ初主演!「テレビ界での襲名披露」

2019/01/30 08:00 配信

ドラマ

“安積班”の野々すみ花、原田龍二、中村芝翫、林家たい平、石黒英雄、尾崎右宗(写真左から)(C)TBS

歌舞伎役者・中村芝翫(しかん)が、2月25日(月)放送の月曜名作劇場「今野敏サスペンス 警視庁東京湾臨海署~安積班」(夜8:00-10:00、TBS系)で、八代目襲名後テレビドラマ初主演を務めることが分かった。

同作は、今野敏の人気警察小説シリーズをドラマ化。警察とジャーナリストの攻防、警察内部での権力抗争を軸に据えつつ、ヒューマンタッチに描くサスペンスドラマだ。

芝翫が主人公の安積剛志を演じ、安積班の面々には原田龍二林家たい平、そして安積が尊敬する上司役で宅麻伸といったメンバーが出演。安積を中心に、安積班のメンバーがチームワークで難事件に挑んでいく。

今回、芝翫とプロデューサーからコメントが到着した。

中村芝翫コメント


兎にも角にも、今回はすごくうれしいです。2016年10月、11月東京の歌舞伎座で八代目・中村芝翫を襲名させていただきましたが、前名の中村橋之助は歌舞伎役者の歌舞伎という部分だけでなく、テレビで育まれたところが多いと思っています。

図らずも「今野敏サスペンス 警視庁東京湾臨海署~安積班」という作品を、芝翫を襲名してから初めてのドラマで演じさせていただくことは、まさにテレビ界での襲名披露だと考えております。

皆さんにもっと中村芝翫という名前を覚えていただきたいと願うのと同時に、安積剛志といったら僕の顔を思い浮かべていただけるように頑張ります。

プロデューサー・遠藤正人氏コメント


歌舞伎の舞台を作り上げるのは、親方の仕事です。親方が変われば同じ演目でも道具も、衣装も、芝居も違ってきます。中村さんは幼少期からそんな世界で育ってこられた方だけに、ドラマでも役者同士のつながりとチームワークを重んじる方です。

撮影に入る前から若い共演者たちとも親睦を図り、現場では息の合った芝居を見せてくれました。まさに主人公の安積のような懐が深い中村さんのドラマ初主演作をぜひご覧ください。