――そもそも俳優を目指したきっかけは何だったんですか?
高校1年生までサッカーをやっていたんですが急に辞めて、時間もできたので何かやろうかな?と思って今の事務所のオーディションに応募しました。俳優になりたい!という強い思いがあったわけでないのですが、“テレビに出る=俳優になる”と自分の中で勝手にあって…。なので受かってからは、俳優以外は考えなかったです。
――神尾さんといえば、「シグナル 長期未解決事件捜査班」(2018年フジテレビ系)や「恋のツキ」(2018年テレビ東京系)での演技が印象的でしたが…。
僕は自分の幅を自分で決めたくないと思っていて、できればどんどん幅を広げていきたいので、今までやったことない役もやることが大事かなと思っていたんです。そういう意味で、2018年は本当に色んなことをやらせていただきました。特に「恋のツキ」は自分とは全く違うキャラクターだったんですよ。15歳という年齢もそうですし、あんな純朴な感じは僕にはないなと思っていて。でもそれでも僕を選んでくれたからには、ちゃんとやってみようと思いましたね。そしてそれがありがたいことに多くの方に見ていただけて…。やっぱりチャレンジして間違っていなかったと思いましたね。スタート地点に立たないと何もできないですから。
――経験を踏んだことは神尾さんにとってどのような変化をもたらしましたか?
この仕事が心から楽しくなりました。みんながどういう芝居をしてくるのかすごく楽しくて。それは今回も同じで。今回は、かなりの人数がいて色んな芝居を仕掛けてくる…。みんなでつくり上げていくのが本当に楽しいですね!
取材・文=玉置晴子
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