女優・鈴木聖奈、秋元才加とフリーアナウンサー・平川彩佳が、ロードバイクで全国を巡る旅番組「旅こぎ〜自転車女子の列島ツーリング 東海道編」の第5回が2月2日(土)、CS放送・TBSチャンネル1で放送される。
東京・日本橋から、京都・三条大橋まで、女子3人がロードバイクに乗って東海道五十三次をたどる全6回の自転車旅。5日目は、愛知県の池鯉鮒から滋賀県の土山を目指す。
東海道の旅も終盤戦に突入した5日目は、晴天の中、歌川広重の絵にも残っている池鯉鮒宿からスタート。さわやかな風と朝日を浴びながら進み、桶狭間古戦場跡に立ち寄る。
1560年、尾張の領主・織田信長が、駿河・遠江・三河の今川義元に奇襲攻撃を仕掛けて打ち破った戦いの場。ここで、以前時代劇の舞台で織田信長の小姓・森蘭丸を演じた鈴木聖奈が、「長年続けてきた殺陣を初めて舞台で披露することができた」と、殺陣にかける思いを語っていく。
その後、江戸時代さながらの町並みが残る名古屋市の有松へ。自転車を降りた3人は、色鮮やかな有松絞りの手ぬぐいが並ぶ染め物のお店へ。有松絞りとは、布を糸で縛り、藍など草木で染めた後、糸で縛っていた部分を外すと模様が浮き上がる伝統的な染め物の技で、広重の絵にも有松絞りは描かれている。
江戸時代は日本でも有数の絞りの名産地だった有松で、3人は今では海外の人をも魅了する匠の技に触れる。
愛知県と三重県の県境を流れる木曽川を渡った後、3人は腹ごしらえをすることに。海と川の幸を味わえる「はまぐりプラザ」の食堂で、名産のハマグリに舌鼓。秋元才加は「ずーっと口の中で貝の旨みと香りが残ってて、ずーっとこのお汁を飲んでいたい」とハマグリの貝で出汁をすくい、思う存分を堪能する。
食後に、芸能と縁結びの椿大神社(つばきおおかみやしろ)へ行きたいとリーダー・鈴木が提案すると、「芸能と恋愛!? 行きたい!行きたい!うちら絶対必要!」と即答する秋元&平川。満場一致で寄り道することに。しかし、椿大神社は山奥にあるため、3人の前にきつい坂道が立ちはだかる。
紀元前に建立され日本最古といわれる椿大神社。古事記など日本の神話に登場する開運・みちびきの神といわれている猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)が祀(まつ)られており、隣には、日本最古の踊り子で芸能の神といわれる天之鈿女命(あめのうずめのみこと)を祀る椿岸神社がある。この猿田彦大神と天之鈿女命は夫婦で、2社を参拝すると縁結びのご利益があると知った3人は、それはそれは熱心にお参りする。
芸能と恋愛のパワーを十分に浴びて、向かうのはこの日のゴール、滋賀県土山。だが、行く手には東海道3大難所でもある鈴鹿峠が待ち受けていた。
この日の走行を終えて秋元は「神社で切に願い過ぎたね。自分たちの将来をめちゃくちゃ願い過ぎて時間の配分を間違えた」と振り返った。「正直、もっとゆっくりロードバイクに乗って、途中で温泉入るシーンとかあるのかと思ったら全くないじゃん」と、ここまでの旅こぎへの不満!?を述べる一幕も。
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