――出演が決定された際のお気持ちはいかがでしたか?
すごくうれしかったです。私が演じるのは、バラエティー番組のAPの役で、これまでもよくバラエティー番組に出演させていただいたので、とても身近な存在ではあるけれど、どういった仕事をしているのかというは知りませんでした。
それで、ドラマのお話が決まってから実際にAPの方にお話を聞いたり、仕事に就かせてもらったりして勉強しました。その中で、こういう仕事をして、こういうところに苦労してというのが知れたので、その経験はドラマの中でも生きていると思います。
――青木さんが演じる馬場桃花というキャラクターについて教えてください。
バラエティー番組のAPで、いわゆる“おつぼね”と呼ばれるような人物です。
新人のひかりに「あなたって使えない」と嫌味を言ったりして、ドラマを見ている方からすると嫌なやつという印象があるかもしれないですけど、桃花は今まで仕事一本で真剣に生きてきたからこそ、新人に対してどうしても厳しく接してしまうんだと思うんです。
しっかりと芯を持っていて、私自身はすごく格好良い人だなと感じています。
結構、共感する部分や「私もこんなこと言ったことあるな」ということも多くて、ドラマを見ている人にも共感してもらえると思います。
――やはり、役作りなどに苦労したことは多かったですか?
私は知らないお仕事の役を演じるに当たって、その仕事を深く知っておきたいし、できればその仕事を1日でもいいから体験しておきたいという気持ちがあるので、まず真っ先にAPという仕事を調べました。
頂いた台本を読んで「このせりふは、どういう思いから出てきたせりふなんだろう」というのを常に考えながら演じています。まだまだ苦労している最中ですね。
――撮影現場の雰囲気などはいかがですか。
和気あいあいとしているというのが一番当てはまっているという現場です。
主演の岡田結実ちゃんが、現場の中では一番若いんですけど、出演者にもスタッフにもすごく気を使ってくれる子です。こんなに気を使わなくてもいいのにって心配になっちゃうくらい本当にいい子なんですよ(笑)。
結実ちゃんが中心になってゲームとかで盛り上がっていて、若々しくて楽しい現場だなという印象です。
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