2月10日(日)の「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜9:00-9:55、BS12 トゥエルビ)は、「冬の名曲特集」。全国的に厳しい冬の寒さに襲われている中、マキタスポーツ&スージー鈴木が、情景を想起させ、冬の味わいを豊かにする名曲を紹介する。カセットガールは、とんちゃんこと外岡えりか。
季節にちなんだ曲を集める四季シリーズ。これまで、2018年3月「春の名曲フェア」、8月「スージーの夏」「マキタの夏」、11月「秋の名曲大感謝祭」が放送されており、これで春夏秋冬がいったん完成する。
前半は、スージー鈴木セレクトの「冬のスージーコーデ」。本人も「このタイトル要るのかな?」と笑いながらも、楽曲が描くシーンを丁寧に解説していく。
1曲目は、「1990年代、原宿、渋谷辺りの冬ですかね」という、小沢健二1995年のヒット曲。スージーは、「一緒に踊ってもらっていいですか」と、小沢のライブでファンがみんなで踊るダンスにマキタスポーツととんちゃんを誘う。一緒に体を動かしたとんちゃんは「楽しい~!」と笑顔に。そんなとんちゃんにさらにスージーは、歌詞の朗読をお願い。すかさずマキタスポーツは「リーディングマグロ(情感のこもらない読み方をすること)じゃないよね?」と、プレッシャーをかける。
続いては、スージーの大好きな松任谷由実をセレクト。「1984年のOLになろうかな」と言って曲を聴かせた後、「イメージは銀座線」「オフィスは青山一丁目」「(ヒロインは)日本橋三越に行くんですよ」と事細かに想像を口にしていく。
「情景が思い浮かびますよね。映画になりそう」というとんちゃんに、マキタスポーツは「そうなんですよ。ユーミンは『絵』をちゃんと思い浮かべさせてくれる。自分の見ている世界にBGMが流れている感じにしてくれる。感情を埋め込んで、日常生活を豊かにしてくれるんですよ」と解析する。
さらにスージーは、ユーミンの1978年の「二子玉川の冬」の情景を切り取った名曲でも、自身の体験と独自調査を組み合わせて妄想をどんどん膨らませる。
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