蒼波純、二面性のあるアイドルを熱演「ののしるセリフを何度も練習しました」

2019/02/20 07:00 配信

アイドル インタビュー

「女優は自分の人生だけでは経験できないこともいろいろ経験できるので、そこも楽しい」撮影=下田直樹


――今回は現実世界とかけ離れた役を演じましたが、お芝居をしていて楽しい瞬間は?

メロンちゃんもそうですが、実生活では経験できないことができる時ですね。映画「ワンダフルワールドエンド」(2015年)の時はケーキを投げたり、「女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。」(2015年)の時はトイレに落書きしたり。そういう奇妙な、普段しないことを経験できるのが演技の楽しいところかな思います。

――そんな蒼波さんが憧れる女優は?

最近、松岡茉優さんが番組の司会をされているのを見て、マルチにいろんなことができて、すごいなと思ったんです。それで私もいろんなことに挑戦できたらいいなと思っているので、バラエティ番組にも出てみたいなって。司会ではなく、出演者として。いつかは憧れの「another sky −アナザースカイ−」(日本テレビ系)に出てみたいです。小さいころ、家族でドイツに旅行に行ったりしていたので。ドイツは食べ物が美味しくて、カイザーゼンメルというパンが美味しいんですよ。あとリューデスハイムのつぐみ横丁も印象的でした。小学生のころは家族でいろんな国に旅行していたので、旅番組にも出てみたいです。

――では、今後トライしてみたい役は?

ミステリー作品にも興味があるので、探偵や犯人役に挑戦してみたいです。あと幽霊役とか! それから、今だからできる学園モノにも出てみたいです。

あおなみ・じゅん=2001年6月27日生まれ、宮城県出身。映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」などに出演。2月20日(水)には「放課後ソーダ日和」“特別版”のプレミア上映が決定。また、映画「スウィート・ビター・キャンディ」の公開も控えている

取材・文=及川静