山北早紀、芹澤優、茜屋日海夏、若井友希、久保田未夢、澁谷梓希の6人による人気声優アイドルユニット・i☆Ris。結成7年目を迎えた彼女たちによる17枚目のシングル「Endless Notes」が、2月13日(水)にリリースされる。
今回、リリースを控えるi☆Risの6人にインタビューを敢行。楽曲にまつわるさまざまな話から、4月から始まる5度目の全国ツアー、さらには平成のうちにやっておきたいことなどを聞き、その素顔にも迫った。
――新曲「Endless Notes」ですが、どんな曲に仕上がっていますか?
芹澤:今回はTVアニメ「グリムノーツ The Animation」のエンディング曲ということで、作品の世界観に寄り添った楽曲になっています。こういった落ち着いた雰囲気の曲が表題曲に来るのは私たちにとって珍しいので、i☆Risに初めて触れる方にも今まで応援してくださっている方にも、私たちの新しい魅力を感じていただける1枚かと思います。
茜屋:今までの私たちのシングル曲はTVアニメ「プリパラ」シリーズの主題歌として歌わせていただいたものが多く、全体的に明るくアップテンポな曲が多かったんです。また、1つ前のシングル「Changing point」はTVアニメ「魔法少女サイト」の主題歌として、作品の少しダークな世界観に寄せた楽曲でした。
ですので、こういうゆったりとしたミドルテンポの曲が表題曲になるのは初めてですね。でも、今の私たちだからこそ歌える、大人っぽさを出せる楽曲だと思うので、アニメの世界観に寄り添いつつ、今の私たちが持っているものを出し切ったシングルになっていると思います。
久保田:i☆Risというグループに対しては、“声優アイドル”のイメージが強い方々が多いと思うんです。
これまで「プリパラ」シリーズの主題歌を歌っていたこともそうですし、フェスなどでも元気系の曲をメドレーで歌ったりしてきたので、アイドル色を強く認識されているのかもと思うのですが、今回の曲はアーティスト色が強めに出ていて、“元気でかわいい、がむしゃらなアイドル”というこれまでのイメージとはまた別の一面を表現できたので、グループとして1ランク上のステージに上がったのかなと感じています。
若井:私たちみんな大人になりましたね(笑)。今回の曲で「7年目にもなるとこういう味が出るんだな」と感じましたし、デビュー当時には思ってもいませんでした。
澁谷:今までのi☆Risの楽曲は、ギターやシンセサイザーのサウンド面が強く出ているものが多かったのですが、今回は弦楽器やオーケストレーションがメインの楽曲に仕上がっています。シンプルだからこそ、その中で歌い込むのはすごく難しいのですが、それをi☆Risらしく、かつ今までの楽曲にはない美しさを表現できたかなと思います。
山北:一言で言うなら大人の清らかさが出ている曲になっています。レコーディングの際も、私や茜屋はこれまでの「プリパラ」シリーズの楽曲などでは逆にかわいい!を意識して歌ったりすることが多いのですが、今回は割と等身大の自分の得意なジャンルだったので、曲にすっと入り込めて歌えたんじゃないかと思います。
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