――本作で脚本と演出を手掛けている遊川(和彦)さんならではの作品だなと思うところは?
ちゃんとせりふが生きているところ。演じていて言いづらいせりふが少ないんです。劇中では田端としてそのせりふをしゃべっているんですけど、私自身が言っているような気持ちになれるんです。
ドラマを見ている女性に「あぁ、そうだな」って思ってもらえるような言葉がたくさん出てきます。
――遊川さんの演出についてはいかがですか?
すごく分かりやすく丁寧に教えてくださいます。ご自身で脚本を書いていらっしゃるので、そのシーンの“画”が見えているんですよね。
だから、ちょっとお芝居がズレても、ちゃんと修正してくださるので信用できる演出家だと思います。
――よく当たるアタルに占ってもらえるとしたら、占ってほしいことは?
今、私は38歳なんですけど、60歳の自分が想像できないんです。40代はこのままあっという間に過ぎていくのかなと思っていますし、50代も何となくイメージができるんですけど、60代はどうなっているのか全く分かりません(笑)。
だから、どんな60代を迎えるのか占ってほしいですね。
――では、もしアタルのように何か“特殊能力”を持てるとしたら?
何がいいですかね…。人の思っていることが全部分かる能力かなぁ。そうしたら、失言しなくて済みそう(笑)。
あとは何でも自分の想像したものが目の前にポンと出てくる力。おいしいものとか出てくるといいですよね。もう、ドラえもんみたいになってきちゃった(笑)。
ドラマの共演者には食いしん坊が多くて。撮影現場には、お菓子やみかんとかがいっぱいあるんです。いつもみんなでご飯の話をしています(笑)。
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