2月17日(日)に第7回が放送される大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。
宮藤官九郎が脚本を務める本作は、日本とオリンピックの知られざる歴史を描く物語。いよいよ、前半の主人公・金栗四三(中村勘九郎)が、ストックホルムオリンピックに向けて動き出した。
四三と共に、日本初のオリンピック出場を目指すのが、子爵の名家に生まれ、現在は東京帝国大学の学生というトップエリートの三島弥彦(生田斗真)。熊本の片田舎に生まれ、貧しい家族の中でただ一人、上京して進学している四三とは間逆な人生を歩んできた人物だ。
そんな、シンメトリー(対称的)な四三と弥彦は、第7回で共にオリンピックの出場選手としてエントリーフォームに名を連ね、同じ目標に向けて突き進んでいく盟友となっていく。
初めてしっかりと会話をかわすことになる2人だが、実はこれまでの放送でも会ったことがある。彼らのこれまでのすれ違いを振り返ってみよう。
弥彦が所属するスポーツ同好会「天狗倶楽部」。彼らのことは、これまで放送を見てきた人なら分かると思うが、いわゆる“パリピ”な若者の集まりのことだ。
四三がマラソンと運命の出合いを果たしたのは、1月20日放送の第3回。東京・浅草で天狗倶楽部が開催する「運動会」のマラソン競技のスタートダッシュに巻き込まれた四三は、思わず選手たちを応援し、自分の中に熱いものを感じたのだった。
このシーンで、「はい、バーン」と適当に言いながらマラソンのスタートの号砲を鳴らしていたのが弥彦。2人が出会うことはなかったものの、四三とマラソンの出合いに、弥彦が立ち会っていたということに、運命的な巡り合わせを感じなくもない。
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