田村正和が比嘉愛未に見とれていた!? 松本清張ドラマ「球形の荒野」制作発表で告白

2010/10/27 10:00 配信

ドラマ

SPドラマ「球形の荒野」の制作発表に出席した比嘉愛未、田村正和、江口洋介(写真左から)

11月26日(金)、27日(土)にフジテレビ系で放送されるドラマ「2夜連続 松本清張スペシャル『球形の荒野』」の制作発表会見が10月25日、都内で行われ、出演する田村正和江口洋介比嘉愛未、脚本を手掛けた君塚良一氏、永山耕三監督が出席した。

同作は、松本清張の長編ミステリーを2夜連続で映像化した大型ドラマ。ある殺人事件の捜査線上に、戦時中に死んだはずの外交官・野上(田村)が浮かび、刑事の鈴木(江口)と添田(生田斗真)が野上の娘・久美子(比嘉)らから事件の真相を探っていく。

主演を務める田村は「重い、暗い、寂しい、この上ない孤独な世界に生きてきた男を、昭和初期を思い起こさせる背景で演じてきました。野上の日本に対する愛、家族に対する愛を見ていただけたらと思います」と力強く語った。

また、共演者の印象については「江口さんとは4~5年前『古畑任三郎』でご一緒して以来ですが、テレビで見ていて、しっかりした俳優さんになっておられるなという印象です。生田さんとは今回初めてだったんですが、大変グッドルッキングで、これから楽しみな俳優さんだなと思いました。比嘉さんとはあまりご一緒するシーンがなかったんだけど、遠くから、きれいな人だなと見とれていました」と話し、会場の笑いを誘っていた。

また、会見に出席できなかった生田からもコメントが届き、「田村正和さんに初めてお会いした時、あまりの色気に心臓がばくばく音を立てていました。現場でお会いする度に気さくに声を掛けていただいたことが力になりました」と伝えていた。

この脚本を書き上げるのに5kgもやせたという君塚氏は「ミステリーとしてのエンターテインメント性、そして太平洋戦争への原作者の強いメッセージを含めた作品に仕上がったと思います。ミステリー作品として事件の犯人は誰かと追いかけてもらいながら、その底にある平和への祈りを感じていただけると幸いです」と力強くアピールした。