東山紀之VS中島健人！ 現代を舞台に「砂の器」ドラマ化

東山紀之コメント

主演の東山は「松本清張先生の作品にはいくつか出させていただいていますが、『砂の器』は名作中の名作ですから、自分もこういう役が巡ってくる年になったのだなと感慨深いです。今回は、現代に置きかえて描くということですが、人間の芯をえぐり出すという清張先生の作品ですので、大変やりがいを感じています」とコメント。

初共演となる中島については「今の彼にしか出せない輝きや苦悩があると思うので、どう表現するのか僕も楽しみです」と期待を込める。

続けて「僕自身もそうですが、彼が俳優として目指すべき道が見えてくる作品になると思います。巡ってくる役で人生が変わる…いい意味で彼にとっての“光”が見えてくると思いますね」と語った。

そして「時代は変われど、人は変われど、その人たちの本質は変わらない。いつの時代も若者は同じ悩みを持ち、年を取るにつれ感じ方は違ってくるのですが、そのときは同じようなことを思っていたりします。多くの人が共感できる作品になること、そして60周年という機会で作るわけですから、ぜひ大作にしたいと思っています」と本作への思いを明かした。