舞台あいさつに登場した佐藤は「僕が経験した中で最もスリリングな現場だったと思います。動きはもちろんせりふさえも決めぬまま本番に突入して、相手の役者がどう動くのか知らぬまま芝居が始まって!
それぞれの役者は自分の役のことを本当に理解していないと成り立たないような環境の中でやらせてもらっていて、そんな監督の“むちゃぶり”を否定的に捉えるのではなく、楽しんでやろうとする役者の中で芝居ができたことを大変うれしく思います」と告白する。
そんな演出方法について、バーナード監督は「今回は群像劇でもあるので、僕自身が何かをお伝えするよりも役者さんそれぞれの“キャラクターの理解”というものを表現してもらいたいと思っていました。
撮影では普通、テストの後に本番を行うのですが、僕はテストの段階からカメラを回していて、しかも役者さんはアップなのか引きで撮っているのかも分からないので、皆さんは緊張感を持って演じていただけたと思います。でも、本当に今までのどの作品よりも最高のキャストでした!」と明かした。
一方、竹中はバーナード監督の演出について「『とにかく台本通りやらないでくれ』っていうのが、僕にとって最高でした! いきなり本番ですから、楽しかったですよ!!」と絶賛していた。
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