中村勘九郎&宮崎美子が“いだてん”のふるさとへ「金栗四三さーん!」の呼びかけに照れ笑い

2019/02/26 20:32 配信

ドラマ

公開収録に参加した(左から)畠山衣美アナウンサー、松村邦洋、中村勘九郎、宮崎美子、石井隆広アナウンサー(C)NHK

熊本弁に苦労する勘九郎に、綾瀬はるかがアドバイス


四三の幼少期を演じた久野倫太郎は、演技初挑戦の子役。中村獅童演じる四三の兄・実次に、四三が“勉強部屋”へ連れ込まれる(1月13日放送、第2回)場面について、宮崎は「(久野くんが)本気で怖がって泣いていたので、かわいそうでした」とエピソードを披露。

さらに、「金栗家は、四三を一丸となって支えていく家族なんです。すごくいい雰囲気で演じられました」と振り返った。

そんな役柄同様、勘九郎は、宮崎から熊本弁を教えてもらうなど、現場でも支えられることがあったそう。

また、本作に春野スヤ役で出演し、大河ドラマ「八重の桜」(2013年、NHK総合ほか)で1年間会津弁と向き合っていた綾瀬はるかからも、「普段から方言を使うといい」とアドバイスを受け、その教えを実践していると話した。

宮崎は、「方言を出しすぎると視聴者の方が何を言っているのか分からなくなってしまうので…」と熊本出身のネイティブならではの複雑な心境を明かしたが、松村は「大河ドラマはもっと方言でやった方がいいと思います」と日本各地の歴史を取り上げる大河ドラマにエールを送った。

勘九郎、「金栗四三さーん!」の声に照れ笑い


公開収録の翌日(2月24日)に、勘九郎は玉名市にある「いだてん 大河ドラマ館」を訪問。

たくさんの地元の人々に出迎えられ、子どもたちからの「金栗四三さーん!」と呼びかけに勘九郎が照れ笑いする一幕も見られた。

ドラマ館を見た感想について、勘九郎は「凝った作りの映像で金栗四三さんという人物をより深く知ることができました。玉名の盛り上がりを見て、金栗さんは今頃空の上で喜んでいらっしゃると思います」とコメント。

そして、「地元の人々から声をかけられることがこれからの力になります。期待に応えるために、素晴らしい作品を作りたいです」と意気込んだ。