――演じられた4人の妻それぞれの特徴はありますが、一番共感できた妻とできなかった妻を教えてください。
全員に共感ができるんです。
第1話(3月3日放送)で演じた紀子は、ネットオークションにハマる妻。
私は結婚をしてないですけど、ずっと一緒に居ると家族の誕生日がどうでもよくなってしまったり、存在を忘れられてしまうお母さんっていると思うんです。
そういう感じで、そのままネットオークションにハマるみたいな…。
「梱包が大変」とかってよく聞くな、今そういう人多いな、って思いますね(笑)。
第2話では、転職ぐせのある夫が登場しますが、そりゃそんなに職を転々としていたら怒るよって思いますね(笑)。
夫役の八嶋さんとは、以前からお友達だったこともあり、すごくやりやすかったです。
八嶋さんがあの役をやるんだったら私はコミカルに、少しふざけないといけないかなって思っていたんです。
2人でのシーンを撮影する前に私だけのシーンがあったので、そういう感じを意識したのですが、2人で撮影すると「あ、やっぱりふざけてきた…」みたいな(笑)。そういったことがありましたね。
第3話は隣人のことが気になる妻ですが、私自身も隣のお家から物音が聞こえて、「朝方にこんなに音する? 何の仕事してるの?」って気になったことが何度もあったので分かります。
第4話(3月24日[日]放送)は夫の夢を支える妻。
私は夫ではないですけど、「そういえば昔“ヒモ”を飼っていたなぁ、そんな気持ちかなぁ」ってなりました(笑)。
妻が「何とかして頑張らなきゃ、この人は生きていけない」みたいな部分は共感できました。
視聴者の方にも「分かるなぁ」って目線で見ていただけたらうれしいです。共感できるところが多いと思います。
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