――4人の夫を演じられた皆さんの印象をそれぞれ教えてください。
第1話に出演された田中(直樹)さんは、ほんわかしたイメージがありますよね。
私自身、監督からも「ほんわかした感じで。ゆっくりと話して」と言われましたし、この2人ならパッと見かわいらしい、ほんわかとして、ボッーとした夫婦なんだろうなと思っていました。
田中さんとご一緒のシーンはそんなに多くなかったのですが、こちらがちょっとふざけると乗ってくれ、優しいお父さんだな、普段もこんな感じなんだろうなって思いました。
八嶋さんはずっと喋っているので、ずっとうるさかったです(笑)。NG出したらずっと爆笑するんですよ!
第2話の夫は、転職はしていないものの、監督が「これ僕です!」というくらい、監督と似ているそうなんです。
だから八嶋さんは監督に「こういう時どんな表情するんですか?」って聞いていましたね。「ビンタされた後はどんな顔するんですか?」って。
見どころですよ、ビンタされた後の八嶋さんの顔(笑)。
第3話の永井(大)くんは硬派ってイメージがありました。
昔よく遊んでいたんですけど、お仕事するのは初めてでしたね。
長いシーンを1回で撮ることがあったのですが、これまでの夫役の方とは違う緊張感が走ったんですよ。
「これドラマっぽい、なんか『相棒』シリーズっぽい…」って思いました(笑)。
すごく緊張しましたが、終わってから「今のシーンよかったよね」って2人で話しました。
第4話と最終話(3月31日[日]放送)に出演される岸谷(五朗)さんは本読みの時からもうその夫そのものでしたね。
その時から「ここのシーンは…」とご自身の考えをお話ししてくださって、もうこれは岸谷さんにおんぶに抱っこになろう、岸谷さんがいらっしゃるなら大丈夫って思いました。
――今週放送される第3話では妊娠している妻役に挑戦していますが、役作りの苦労や見どころを教えてください。
何度か妊婦の役をやったことはあるんですけど、不思議なもので(お腹が)軽いのに、腰も痛くなってくるんですよ。
足も閉じれないし、たまに監督に「佐藤さん、元気が良過ぎます~」って指摘されたり…。
「私、(本当は)妊婦じゃないから!」って逆ギレもたまにあったりして(笑)。
夫の前ではチャーミングでありたい、でも妊娠という初めての経験に対する不安もあってどうしたらいいのか分からない。それなのに夫は自分の話を聞いてくれない、さらに怪しい隣人も気になる…という一番ややこしい役どころでした。
でも、妊婦さんってナーバスになってしまうからそうなんだろうなって思ったりもして…。
2ちゃんねるで調べましたね(笑)。「旦那は何も分かってないのよ~、妊婦のつらさ!」みたいな投稿を、「そうだよね、うんうん」って読んで参考にしていました。
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