山本「現場で俺たちも『やったー!』をやってみようぜってなってやったよね」
磯村「でも、みんな棒読みになっちゃう」
稲葉「どうやってんの⁉って(笑)。どうやったらあの『やったー!』が言えるのって」
飯島「言えない! 言えない!」
磯村「たびたび出てくるし、麦の『やったー!』はドラマ見どころのひとつだね!」
平「ちょっと(笑)」
――みなさん、御曹司を演じてみて苦労した点はありましたか?
山本「御曹司って英才教育というか習い事のジャンルや生き方が違うんですよ。タッセイだったら弓道とかビリヤード、皆もピアノやトランペットだったり。そういうのって見る人が見たら本物かどうか所作でわかるじゃないですか。そういう難しさはありました」
磯村「ト書きでさらっと『腕はプロ級』って書いているからね(笑)」
稲葉「そうそう。さらっと『彼はなんでもできるから』っていうセリフとかね」
山本「弓道は何度も練習に通っていました。先日そのシーンの撮影が全部終わって、ようやく肩の荷が降りた感じです。まだ寿司や社交ダンスが残っているけど(苦笑)」
飯島「僕は王子の役をやったことがあって、エレガントな所作は忘れないようにしました。王子様も御曹司も華やかでてっぺんの存在じゃないですか。見てもらう方には、普段僕らが生活している世界とは違うっていう印象を与えなきゃいけないと思って演じています」
磯村「こんなにやることが多い作品ってなかなかないよね(笑)。御曹司って身近にいないので、参考になるものがないかネットで検索してみたり」
一同「やった! やった!(笑)」
平「4人それぞれ個性豊かで、みんな違ってみんないいんですよ。ただ華やかなだけじゃなくて、陰で悩みを抱えていたりして、そんなところに女性は母性本能をくすぐられるんじゃないかなって思います。そこが見せ場のひとつですね」
――御曹司には女性はキュンキュンしそうですか?
平「すると思います! 女の子はキラキラしたものや華やかなものが好きなので、豪華な家やセット、洋服にも注目ですね。それにカッコいい人たちがピアノや弓道など、いろんなことにチャレンジしてる姿にときめくはずですよ!」
――このドラマのテーマにもなっていますが、みなさんは実際に“恋愛リアリティーショー”を見ますか?
平「今までみたことがなかったんですけど、見るようになりました!」
稲葉「友達とか知り合いとか、後輩が出てたりするんだよね」
平「えー!」
稲葉「人同士の関わりって向き合っている状態と、第三者的な目線でみるのは別で、当人同士のやり取りを俯瞰で見るのって、普段はできないからこそ恋愛リアリティーショーは楽しいよね」
飯島「実際そういう人がいたらストーカーですもんね」
稲葉「そうそう(笑)。そもそも人間同士の関わりが面白いから演劇が生まれたわけで。恋愛リアリティーショーは人間の根源的な部分が出ていて、それを見ながら飲むお酒が美味しいですっ!」
平「嫌な見方~(笑)」
――そうやって恋愛リアリティーショーを見て、演技に役立ったことはありますか?
稲葉「全然ないっす!」
平「ないんか~い‼」
山本「ちょっと(笑)」
磯村「あるみたいなテンションだった!」
飯島「ただ見て楽しんでるだけだった(笑)」
稲葉「これはこれ! 別もんなんで!」
磯村「僕は海外の恋愛リアリティーショーが好き。よくある、元カノが出てきたり、夜になるとベッドにモザイクがかかったりとか(笑)。あれぐらいの過激さを今回のドラマでは求めていました!」
山本「嘘つけ!」
稲葉「なんだその海外志向は!」
飯島「カルチャーが違いすぎる!」
磯村「それくらい過激なのかと思ってたけど、そうじゃなかったんだよね~」
平「そんなわけないでしょ!」
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