浅川梨奈、アドリブで見せた成長「女優として一人で頑張っていかなければ」

2019/03/02 12:05 配信

映画 インタビュー

映画「血まみれスケバンチェーンソーRED」で主演を務めた浅川梨奈にインタビュー


浅川梨奈が主演を務める映画「血まみれスケバンチェーンソーRED」(前編・後編)が公開中。

浅川へのインタビュー後編では、「できるわけがない」と思っていたことができるようになり「楽しかった」と振り返るなど、女優としての成長を感じさせるコメントが飛び出した。

また、共演者のことや4DXで上映されること、そしてSUPER☆GiRLSを卒業し、本格的に女優として活動していくことへの意気込みについても聞いた。

監督をどう笑わせようかな?


改造チェーンソーを武器に改造死体との闘いに臨むギーコ(浅川梨奈)(C)2019三家本礼・KADOKAWA刊/うぐいす学園3年A組


――アクションだけではなくコメディー要素もあり、見やすい作品になっていますね。

今回は前作よりもすごくコメディーに寄っているんですけど、それがちょうどいいというか、重くなり過ぎず、ところどころ笑えてくだらなくて、あほっぽくて。でも、格好良いところは格好良いから、そのメリハリはついているのかなとは思いました。

(コメディーな部分が)台本にあったので「なるほど、こういうコメディーな方でもいいんだ」と思って、いろいろ試していきました。

「なんだって?」というせりふが、志村けんさんの「あんだって?」に聞こえるってみんなに笑われていたんですけど、途中からはところどころで、ギーコになりながら「監督をどう笑わせようかな?」というのも頭の中にありました。なので、監督に「今の面白かった」って言ってもらえるのがうれしかったです。

今までは、ああいう役だとふざけられないかなって思っていたと思うんですけど、その中でもできるだけ幅を広げて、自分の役だったり、狭いレパートリーの中で少しでも広げていきたいなって思って。今回はウケを狙ってみたりとか、ギーコの振り幅を広くしてみました。

割とアドリブっぽいことが多いんです。私と仙崎を演じている日高七海との会話の8割くらいはアドリブなんですよ。大変というか楽しかったんですけど、「こう言ったらどう返ってくるかな?」とか、「逆にこう返ってきたからどう返そうかな?」みたいなことをキャッチボールしているのは、すごく楽しかったですね。ふざけすぎましたけど(笑)。

アクションがメインの作品で戦うシーンが多かったので大変ではありましたけど、現場がすごく賑やかだったので、楽しかったなって思います。

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