松本穂香×渋川清彦がW主演! “家族崩壊エッセー”の実写映画化決定

2019/03/03 10:54 配信

映画

松本穂香と渋川清彦のダブル主演で、濃厚なヒューマンドラマを描く(C)「酔うと化け物になる父がつらい」製作委員会

秋田書店のWebサイト「チャンピオンクロス」にて連載され反響を呼んだ“実録家族崩壊エッセー”「酔うと化け物になる父がつらい」が、松本穂香渋川清彦のダブル主演で実写映画化されることが決定した。

原作は、アルコールに溺れる父を持つ作者・菊池真理子の実体験によるコミックエッセーだ。

父は毎日アルコールに溺れ、母は新興宗教信者。そんな両親のもとに生まれた主人公は、酔って化け物となった父の奇行に悩まされ、母の孤独に触れながら、崩壊していく家族の中で、がむしゃらに未来を見つけていく。

毎晩酔っ払い、化け物となって帰ってくる父の姿をユーモラスに描きながらも、家族が迎える衝撃の展開とラストに読者からは「涙が止まらない」などの声が上がっている。

主人公の田所サキを演じるのは「この世界の片隅に」(2018年、TBS系)で主人公・すずを好演するなど、確かな演技力と存在感が魅力の松本、さらに酔うと化け物になるサキの父である田所トシフミを、公開中の映画「半世界」にも出演している唯一無二の個性派俳優・渋川が演じる。

メガホンを取るのは、映画&ドラマ「ルームロンダリング」(2018年)でも注目された新鋭・片桐健滋。温かみのある画で優しくユーモラスに描きつつ、家族の本質に鋭く切り込み、確かな手腕で新境地を開拓していく。

松本と渋川が織りなす濃厚なヒューマンドラマと、家族の在り方を問う結末に注目が集まる。

以下、松本、渋川らのコメントを紹介する。