家族ってなんだろう。血のつながりってなんだろう。
そんなことを考えながら、酔うと化け物になる父を抱える娘、サキを演じました。
そこに答えはないのかもしれない、愛はないかもしれない、けれど未来はある。この映画は、そんなことを感じさせてくれる映画だと思います。
ぜひ、たくさんの方に見ていただきたいです。
毎日が濃くていい現場だったのですが、なんか整理がつかずなんだか言葉にできない感じがある。
でも片桐監督にしかできない、ポップで切なくユーモアがあり光のあるこじゃれた作品にはなるだろう。
どんなふうに仕上げるか楽しみです。
大好きな渋川さんと、ずっとお仕事したかった松本さんと11日間という濃密な現場をご一緒させていただき、自分の中でも家族というものを掘り下げる機会に恵まれました。
つらい実体験をユーモラスに昇華する原作の雰囲気を大事に撮影しました。お酒をのむ方ものまない方も、ぜひ劇場でご賞味いただけると幸いです。
最後に、酒はのんでものまれるな。
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