――映画版はオリジナル脚本ということですが、台本を読まれての感想や、楽しみにしているシーン、ご自身の演じるシーンでの見せ場などは？
浜辺：今回はオリジナルストーリーなので、新キャラがたくさん出てきていて。その新キャラたちと賭場で戦うというのも、盛り上がって面白いかなと思います。
でも何と言っても、いつも夢子の後ろをついて回って、(ギャンブルを)勉強していたであろう鈴井さんが参戦してくるので、最終の賭場はぜひ見ていただきたいなと思います。
高杉：勉強…？(笑)
浜辺：やっぱり多少学んでいるのかなって(笑)。ぜひ期待して見ていただけたらなと思います。
――鈴井の学びの成果は出ているんでしょうか？
浜辺：え～と、悪いようにはなってないかな？(笑)
高杉：どういうことよ？(笑)
浜辺：足を引っ張ってはいない気がします。
高杉：ああ～、そうね。うん。
浜辺：夢子としては、結構楽しんでいる賭場も多くて、ドラマ「―season1」の最初よりも、賭場での真剣勝負だけじゃなくて、ウキウキとした賭場もあるので、全面的に楽しそうにしている夢子の賭場も是非見ていただけたらなと思います。
高杉：今回『賭ケグルイ』の映画は、すごく波が激しいと言いますか。濃いメンバーで濃い話なので、みんなやっぱり「ここをこんな風にして面白くしていきたい」っていうのがすごくたくさんあるし、増えていくので、そこが自分は映像でどうなっているのか楽しみです。
あと、今回はわりとグループで対戦していくので、二人で息を合わせていく感じとかがすごく出てくるな～っていうのもあります。どのグループも、そのキャラクター性だったり、チーム感やカッコよさがより一層出ていますね。そこがすごく面白くなっているんじゃないかな～と思っています。
――鈴井に関しては、今回はギャンブルにも参加するというのが見どころになりそうですか？
高杉：僕個人で言えばもう、やっぱりそこが一番推したいところではありますけど(笑)。これまでなかなか参戦できなくて、「―Season1」では一人で撮影していることが多かったんですよ。
一人で部屋で叫んでいるとか、一人で手錠繋がれてとか(笑)。今回はもう一人ではなく、夢子の斜め後ろでずっとついて回っているので、楽しく撮影させていただいていますね。
松田：映画はオリジナルのお話なんですけど、(原作者の)河本ほむらさんが(シナリオ原案・監修として)制作に関わっています。なので、原作ファンの期待も裏切らないような作りになっているんじゃないかと思います。
あと、ドラマの「―Season1」を皆さんが見ていただいたおかげでお金が増えたので(笑)、もうセット組んじゃったりなんかして。話を聞くと、クレーンでの釣りがあったらしくて。何かすごい豪華だなっていうのが感想です。
役としての見どころは、ドラマの「―Season2」なんですが、皇が爪を剥ぐシーンがあるので、そこの賭場を見ていただけたらいいなって。(中川大志演じる)豆生田との戦いなんですけど、夢子と豆生田くんが戦っていて、そのパトロンとして私は一緒に賭場に参加するんですけど、そこのシーンは見ていただきたいです。
中村：新キャラクターも増えていますので、さらに濃くなったというか。すごく豪華なシーンが多くて、私自身もどのように表現されていて、どういう風に完成されるのかが本当にワクワクしていて、(ご覧になる)皆さんがどんな風に驚かれるのか想像するのが楽しみでいっぱいです。
夢子や鈴井、芽亜里といったキャラクターが本当に密接に、より近くなっているのがすごく可愛らしくて。それこそ、皇さんとかも人間性とか社会性とかが出てきたっていうのも、本当に見ごたえがあるんじゃないかなと思いました。
私の役どころとしては…もう何かルール説明が長い感じで (笑)。何かすごい孤立感があって。たまに「仲間に入りたい！」っていう願望とか出ちゃうんですけど、それをグッと抑えて、タラタラと、「説明をちゃんとしよう」っていう気持ちで今がんばっています(笑)。
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