<試写室>「出川哲朗の病院の歩き方2」思わず美容皮膚科に駆け込みたくなる!

2019/03/08 08:05 配信

バラエティー

出川哲朗と大橋未歩は、救命救急センターの日常に密着(C)フジテレビ


オリジナルレビュー


まずは、出川と大橋が密着したドクターヘリやドクターカーを所有する救命救急センター。

ドラマ好きの私は、ついドラマで取り上げられた職業に憧れてしまうが、「コード・ブルー」を見てフライトドクターやフライトナースになりたいと思った方も多いのではないだろうか。

そんなドラマのイメージが強い救急救命センターだが、一日平均6回も出動要請があるというから驚きだ。まるでドラマ…いや、ドラマ以上に激動の日々が想像できる。

しかも、車両に乗ってから救命する患者の状態を把握するだけでなく、航空中のヘリの中で手術を行うこともあるという。

実際に出川と大橋の密着した日にも出動要請が発生していたが、その動きの素早さは圧巻。初見の医師の見立てもバッチリで、あっという間に処置が行われていた。

地域の健康を担う救命救急センター。この地域に住む方々は、もしもの時も安心できそうだ。

えなりかずきと佐藤栞里は、離島医療の実態に迫る(C)フジテレビ


続いては、えなりと佐藤が向かった沖縄・小浜島。

聞き込みを進める2人からはほのぼのとした雰囲気が感じられるが、登場した山田先生もとても優しそう。

見た目だけでなく、島民に寄り添う姿はまるで小浜島で育ったかのようだが、実際は島に来て2年弱だというから驚きだ。定期的に赴任する医師が変わるようだが、ここまで慕われる姿が見られるのは、彼自身の人徳だろう。

また、山田先生に密着する中で、フェリーやヘリでの緊急搬送も取材。このシーンでは医師の判断の数秒の差で、患者の命の明暗が分かれるその責任を実感。

もちろん通常の医師も責任は重大だが、離島での医療は機器やスタッフも少ないため、状態を見極め本島に輸送する必要がある。治療する分野が幅広い上、全島民の命を背負う離島医療。つくづく先生のすごさを痛感した。

お年寄りの多い離島では、たった一人で医療を支えるのは大変そうだが、その影には診療所のスタッフや、島民との助け合いがあるよう。

人や刺激が多い都会・東京に疲れた私…島全体が家族のような温かさに包まれる小浜島に住んでみたい!