<3年A組>“澪奈”上白石萌歌「死について考え続けた3カ月間」最終回に“思い”あふれる

2019/03/12 06:00 配信

ドラマ

※画像は上白石萌歌公式Instagram(moka____k)のスクリーンショットです


菅田将暉が主演を務めるドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(日本テレビ系)の最終回が3月10日に放送され、10日間にわたり繰り広げられてきた柊一颯(菅田)の授業が完結した。初回から“すでに亡くなった生徒”という特異な設定で出演した景山澪奈役の上白石萌歌が自身のTwitterで作品への思いを明かし、ファンの共感を呼んでいる。(以下、ネタバレがあります)

“景山澪奈を殺した真犯人”が明らかに


今作は、卒業間近の私立・魁皇高校を舞台に、3年A組担任教師の柊一颯(ひいらぎ・いぶき=菅田)がクラス全員を人質に取り、“最後の授業”と称してクラスメート・澪奈(上白石)の死の真相を生徒に考えさせる学園ミステリー。

最終回で描かれたのは、奇しくも放送日と同じ3月10日の物語。柊が戦ってきた強大な黒幕、澪奈を殺した真犯人が明かされた。それは、インターネットを介して無責任な誹謗(ひぼう)中傷の言葉を浴びせる不特定多数のネットユーザーたちだった。

澪奈は、嘘の動画をうのみにしたネットユーザーたちからの人格を否定するような書き込みに心を病み、幻覚や幻聴に苦しめられていた。「みんなが敵に見えて、そんな風に思う自分が嫌で。だからもう、無理なんだ」「苦しいの。もう限界なの。このままだと壊れちゃうよ。だからお願い、楽にさせて」。そう言い残し、景山は自ら命を絶った。