<はじこい>中村倫也“山下くん”旋風で5日連続1位!ウィークリーでも圧倒的首位!【視聴熱ウィークリーTOP3】

2019/03/11 19:00 配信

ドラマ

順子(深田恭子)を巡る四角関係から山下(中村倫也)が突如離脱すると、「山下くん」「山下先生」「中村倫也」が超異例のトレンド上位独占!


2位「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(日本テレビ系)54747pt

3月10日に最終回を迎えた。一颯(菅田将暉)は、SNSのライブ中継を使って全ての真相を話すと宣言し、SNSでの言葉の暴力について訴えた。カメラに向かって1人で訴える一颯の姿と同時に、画面にはSNSで次々に飛んでくる心ない言葉が映し出され、その対峙は10分以上にわたった。その様子に視聴者は「自分に言われてるみたい」との声も。

澪奈(上白石萌歌)を本当に追い詰めたのは、フェイク動画ではなく、SNSによる誹謗中傷という二次災害だった。菅田の迫真の演技と、これまでにも発したことのある「言葉は時として凶器になる。ナイフなんて比にならないぐらい、重く、鋭く心をえぐってくる」というせりふは、あらためて多くの視聴者の心に刺さった。

話し終えたあと、一颯は屋上から身を投げる。そこにさくら(永野芽郁)が駆け付け、手を取った。実は、澪奈が命を絶った日、最後に会っていたのはさくら。フェイク動画が原因で周囲の人々を疑ってしまう自分に嫌気がさしていた澪奈は衝動的にビルの屋上から飛び降り、さくらは澪奈の手を取るが、「楽にして」という言葉を聞いたあと、力尽きて手を放してしまった。

澪奈の時と同じ状況になったが、そこに他の生徒も駆け付けて一颯を助け上げた。一颯の行動は、本当は懸命に澪奈を助けようとしていたことをさくらに思い出させるためで、死ぬつもりはなかった。かつてメガネを外した時の言葉は信じるなと言っており、飛び降りる前に一颯はメガネを外していた。見事な伏線回収となった。

Huluでは、A組の生徒29人の卒業式を描くオリジナルストーリーを配信。最終回終了後から前編が、17日(日)に後編が配信スタートする。

3位「いだてん~東京オリムピック噺~」(毎週日曜夜8:00-8:45、NHK総合)29140pt

3月10日に第10回「真夏の夜の夢」を放送。ストックホルムに到着した四三(中村勘九郎)は、夜でも明るい白夜に苦しむ。翌日、監督の兵蔵(竹野内豊)の体調が芳しくないため、四三と弥彦(生田斗真)は自分たちだけで練習を開始。だが、外国人選手の多くが、監督の指導の下でチーム一丸となって練習に励む姿を見て、明らかな差と孤独感に滅入っていく。

異国の選手との差だけでなく、日本選手では四三ばかりが注目を集めていることも含めて、自信を喪失して追い詰められた弥彦。日本人として初めてオリンピックに出場する選手として驚くことばかりの現実に直面した切ない思いに視聴者はグッと引き込まれた。

弥彦は窓から飛び降りようとするまで思い詰め、それを寸前のところで助けた四三。「我らの一歩は日本人の一歩ばい!速かろうが遅かろうが、我らの一歩には意味がある」という四三の言葉、そしてその後に練習を共にする友情がいちだんと深まった2人の姿が感動を呼んだ。

また、裸で冷水浴する四三の大事な部分をちょうど花で見えないように映したり、飛び降りようとした弥彦と助けた四三が抱き合っているところを安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)が目撃して勘違いしてしまうなど、笑いを誘う場面も織り交ぜた緩急ある物語の展開にも称賛が寄せられた。

※SNSや独自調査を集計した、今熱い番組を計る新指標