この度このお話を頂き、小説を読ませて頂き、今まで物事を理屈的に解釈しようとしていた自分の概念が否定された気持ちになりました。人の関わり、感情には理屈だけではない、“何か”が潜んでいて、それを凄く体現しているのが“潤一”だと。
明確に分からない“何か”を自分と見つめ合い、潤一と寄り添い、模索していきました。
本能的な感情にウソをつかず、人の心の隙間に入っていく“潤一”。
そんな“潤一”を素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと探し、体現でき、ゼロから作る事ができたこの作品は自分の財産です。
そして、フランス・カンヌ国際シリーズフェスティバル「CANNESERIES」のコンペティション部門に出品されることが決まり、うれしい気持ちと夢の様な気持ちでいっぱいです。国内外問わず沢山の人に“潤一”をお届けできるよう頑張ります。
職無し・宿無し、気まぐれに女から女へと渡り歩く潤一(志尊淳)。
出産を控えた妊婦、映子(藤井美菜)。妹の旦那と寝る姉、環(夏帆)。亡くなった夫の不倫を疑う女性、あゆ子(原田美枝子)。夫に束縛された女性装丁家、千尋(江口のりこ)。処女を捨てたい女子高生、瑠依(蒔田彩珠)。毎日男あさりに出掛ける女性、美夏(伊藤万理華)。
それぞれの孤独な日常の隙間に、潤一はいつの間にか現れて、消える。潤一はどこから来て、どこへ行くのか…。
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