山形ロケでは地元民と交流もあったそうで、高橋は「山が近くて景色もよいし、なんといっても地元の皆さんの人柄が素晴らしい! ロケの合間にジムに通っていたら、いつのまにか友達ができちゃったぐらい、人懐っこい方ばかりでした (笑)」と振り返った。
さらに「駅の待合室には地元の方がたくさんいらして、時間待ちをしているときも、ストーブを囲んで『この寒さはどうなの?』『雪はどうなの?』『おそばはおいしいの?』なんて、たわいのない会話を楽しみました。
駅舎に野菜や果物の即売所があったのでわれわれもみかんを買ったりして、みんなで食べながらワイワイやって…。あれこそ、ロケの醍醐味(だいごみ)でしたね! あと、山形はおいしいものが多くて、中でもラーメン店が多かったのにはあらためてびっくりしました」と地元の人々との触れ合いを楽しんだようだ。
一方、撮影では村川透監督から「走らせることはないから…」と言われていたものの、美しい雪景色を見たとたん、雪の上を疾走するシーンが急きょ追加されたという。
高橋は「こちらも50数年間培ってきた役者としてのクセがあるので、“よーい、スタート!”と監督から声をかけられると、ついつい走っちゃうんです(笑)。結構雪の中を疾走しましたが、面白かったですね!」と笑った。
そして、ロケ中だった2月10日に75歳の誕生日を迎えた高橋は、現場スタッフや共演者から盛大に祝福されたことを話し、「ラーメン型のケーキで祝福していただきましたが、“なると”も甘いお菓子で作られていて、茶色いスープもチョコレート! 見た目がラーメンなので、一瞬ホントに甘いのかなぁと疑ったのですが、食べたらすごくおいしかったです(笑)。やっぱり山形はラーメンなんですね! ロケ先で誕生日を迎えたことはこれまで何度もあるのですが、今回のように大々的に祝っていただいたのは本当にありがたいことでした」と喜んだ。
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