「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)でピンクの髪をした東大受験生“ゆりゆり”こと由利匡平を演じ、塾講師・順子(深田恭子)へのまっすぐな恋心を体現している横浜流星。ゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初レギュラーで、俳優として得たことは? 彼自身の恋愛観は? クランクアップを前に語ってもらった。※取材は3月上旬に実施
――3/12放送の9話では、匡平がついに順子に告白!! どんなふうに演じましたか?
「匡平が初めてはっきりと『好きです』と言う場面があります。やっと18歳(男性の結婚可能な年齢)になったので、今まで言えずにいたことをちゃんと言葉にして言える。『この場面はこれまで以上にまっすぐになって気持ちをあふれださせないと言えないな』と思いました。気合いを入れて、恋する感情を高めて真剣に告白しようという気持ちで臨みました。
これまでも嫉妬してしまったりとか、つい気持ちがあふれ出る場面はあったけれど、匡平の一途なところはすばらしいですよね。普通、好きになったら周り見えなくなって自分勝手になりがちなところを、匡平はちゃんと抑えられる。
もし、俺が匡平で17歳の高校生だったら、好きになったらすぐ言っちゃうと思います。相手の迷惑なんて考えられないと思うんです。そこを考えられるのが匡平のすごいところ。現実にはなかなかいない人で、かっこいいなぁと思います」
――東大に受かるまでは告白しないと決めていた匡平の恋は純愛ですよね。そんな匡平と順子みたいな恋をご自身もしてみたいですか?
「やっぱり年齢は関係ないと思うようになりました。年上の人と付き合ったら、指図されたり上から目線で来られたりするのかな?と、根拠もなく思い込んでいたんですよね。でも、順子は言うことがかっこいいし、かわいいところもある。年上の女性の魅力というものがこのドラマを通してわかった気がします。
それまでは自分と同世代の男が『年上の人がいいなぁ』とか言っていると、『それは自分が甘えたいだけだろ』なんて思っていたんですけど、そんな恋愛観も少し変わったかもしれません」
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