“美女と野獣LIVE”で希島あいりが80~90年代のカバー曲を披露「今回もド緊張…!」

2019/03/23 19:11 配信

音楽

ピアニストでもありシンガーソングライターでもある平方“トーマス”元が、毎回美女ヴォーカリストと共演するライブシリーズ「ミルジェネ 美女と野獣LIVE」。3月21日に六本木BIRDLANDで行われたvol.8に、希島あいりが出演した。

希島あいり出演「ミルジェネ 美女と野獣LIVE」の模様


「美女と野獣 -Beauty and the Beast」と銘打ったこのライブは、平方が演奏するピアノやギターのみで出演者の歌声をじっくり堪能できる。今回2回目の登場となる希島は、セクシー女優としてだけでなく、最近では音楽ライブや舞台などで活躍。この日のライブでも、磨かれた表現力で観客を魅了した。

最初に本ライブのホスト役である平方が、「You've Got a Friend」(キャロル・キング)を熱唱。その後、舞台袖から水色のドレス姿の希島が「カランコロンカラン」と口ずさみながら“バー”の設定であるステージに上がる。

【写真を見る】セクシーなドレス姿の希島あいり


“友達”がテーマの曲を歌った平方が「もう友達ですよね、だから今日は友達の歌を選ばせていただきました」と言うと、希島は「聞いてて寝ちゃいそうなくらい…すてきでした(笑)」と冗談を返し笑いを誘う。息ぴったりの掛け合いを見せた2人が、ライブのタイトルにもなっている「Beauty and the Beast」をしっとりと聴かせた。

希島あいり出演「ミルジェネ 美女と野獣LIVE」の模様


前半戦は、希島がカバー曲をオリジナル曲合わせて5曲を披露。「春よ、来い」(松任谷由実)を歌い終わった希島が「もう春ですね。花粉症の方いらっしゃいますか?」と尋ね、「僕、花粉症」と答える平方に、「お大事に(笑)」とばっさり返す。続けて「花粉が飛んでますがすっかり春…春分の日、ということで、今日は別れと出会いをテーマにした曲を選曲しました」と語り、「ひだまりの詩」(Le Couple)を披露。この曲のみアコースティックギターの演奏で軽やかに歌い上げる。

MCでは「こんなにたくさんの方に来ていただけてうれしいです。ドキドキする! 次は私が作詞したオリジナル曲です。大好きな人を好きになればなるほど不安になったり、疑ってしまったり、もどかしい気持ちになって素直になれなかったり…そんな気持ちを書いた曲です」と、オリジナル曲の「Rain Story」を紹介し、思いを観客へ届ける。

続いて「すごくすてきな曲に出会いました」と話し、「会いたい」(沢田知可子)をカバー。前半最後は「応援してくださっているファンのみなさまと、何年経ってもずっと変わらない気持ちでいられたらいいなという願いを込めて、この曲を選びました」と語りかけ、「未来予想図II」(DREAMS COME TRUE)を披露。情感豊かな歌声に涙を流す観客の姿も見られた。

希島あいり出演「ミルジェネ 美女と野獣LIVE」の模様


休憩を挟んで、後半戦の平方の弾き語りへ。シンプルなピアノやギター演奏と共にオリジナル曲、思わず手拍子を送りたくなる「手の鳴る方へ」、赤ちゃんをテーマにしたブルース調の「Baby Blue っす。」、子供の頃の風景をつづった「心おぼえ」、心臓の鼓動がテーマと熱く語る「はじまりの音」で、観客を引き込む。

希島あいり出演「ミルジェネ 美女と野獣LIVE」の模様:平方元(写真)


ここで、希島がステージへ戻り、毎回恒例の、2人で希島のオリジナル曲を歌うコーナーへ。事前にどの曲を歌いたいかスタッフに聞かれたという平方は「即答したんですよ、『叶わぬ恋』って。好きなのよ、きじー(希島)が本当はすげーモテるくせにさ(笑)、途中はかない声で歌うじゃない」と明かすと、希島は「でもこれ三角関係じゃないですか。実際あったんです、それを思い出して…」と説明する一幕も。希島のオリジナル曲「叶わぬ恋」をハモリながら交互に切ない歌声で聴かせた。

希島あいり出演「ミルジェネ 美女と野獣LIVE」の模様


アンコールでは、平方の最新アルバムをおねだりし始めた希島が「ほしいな~思うて…」となぜか関西弁風になってしまい、「しゃべっちゃうとこうなっちゃう」と反省する一幕も。続けて希島は「音楽活動をこうして続けられるのも、こうして来てくださってるみなさまのおかげです。3rdワンマンライブを5月26日(日)に初台ドアーズでやらせていただきます。生バンドライブで、アコギとかエレキギターとか弾きたいなと思っています」と感謝の気持ちを伝える。そして「4月には写真展が開催されます。なかなかできることじゃなくて本当に貴重な経験をさせていただけてるなって。4月17日(水)から21日(日)まで開催するので、よろしくお願いします!」としっかりアピールしつつも、急に「うん…なんか…緊張しすぎちゃって今日は…助けてください(泣)。慣れませんね、本当にしっかりしなきゃと思いつつ…」と弱気に話す姿を、観客は温かく応援する。

気持ちを立て直し、デュエットの名曲「愛が生まれた日」(藤谷美和子・大内義昭)、「私の思いがすべて詰まった大切な曲」という「希望の旋律」(希島オリジナル曲)で観客を魅了し、大きな拍手が贈られた。

希島あいり出演「ミルジェネ 美女と野獣LIVE」の模様


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