“盟友”佐藤二朗＆安田顕、互いの番組での共演は「不思議な感覚でした」

「自分の好きなことが問題に出るって楽しい！」

――「99人の壁」に出演されて、佐藤さんの司会ぶりはいかがでしたか？

安田：あらためて大変なんだなと思いました。二朗さんって面白いじゃないですか。でも、自分の面白さだけで持っていくのではなく、司会者として挑戦者の方々を生かしつつやっていらっしゃるから、大変だなと思いました。

佐藤：僕は本当に居酒屋に100人集まって飲み会をしているようなつもりでやっているので、うまく回そうとかはあまり考えずにやっていますけどね。考えてもできないだろうなと思っているので(笑)。

――安田さんがクイズに答えている姿はいかがでしたか？

佐藤：安田さんは、「ビートルズ」というジャンルでクイズに挑戦したのですが、あまり早く不正解になってしまうと番組が盛り下がるというプレッシャーを感じてくれていたみたいです。僕は正直、そんなに正解できないだろうなと思っていたのですが、大健闘していたのでちょっと格好良く見えました。

安田：やっぱり自分の好きなことが問題に出るって楽しいですね。「ビートルズ」が好きだという人は世界中にたくさんいますけど、狭い範囲になるとビートルズで盛り上がれる人はそうそういないんです。でも、今回はそれをクイズにしてもらえたのでうれしかったです。

――安田さんは、ビートルズには芸能界でも詳しい方だと自信があったのですか？

安田：芸能界でいうと末端ですね。一度だけとあるバーで、ザ・クロマニヨンズのマーシー(真島昌利)さんとビートルズクイズを出し合ったことがあったんです。でも、圧倒的に負けましたから。詳しい人はものすごく詳しいです。そういう人には全く及ばないですが、好きという気持ちがあるもので、勝負できるとしたらこれだなというもので挑戦しました。