――芽衣ちゃんは物の怪の姿を見ることができる能力を持っていますが、自分にあったらうれしい能力はありますか?
小林:空を飛べる能力。楽そうだし、人込みとか回避できるので。乗り物とかじゃなくて、自分が飛びたいです。
伊原:私は、食べても食べても太らない能力!
小林:最高! 最高!
伊原:好きなものを好きなだけ、好きな時間に食べても大丈夫なのがいいです。
小林:太らないのもそうだし、お腹いっぱいにならないでほしい。
伊原:そうなんですよ。限界がこないでほしい、一生食べていたいです。
小林:最近お鍋の締めで、お雑炊までいけない。お鍋を食べて、うどんを食べてから雑炊がいいんですけど。だったら、うどんを食べるなって話なんですよね。締めを2個食べようとしているから(笑)。
だから、普通なんですよ、食べられないのが普通。でも食べたいから、お腹いっぱいにならなかったらいいなと思います。
――芽衣ちゃんは、明治で記憶喪失になっていますが、お二人は撮影中に忘れたい失敗談などありましたか?
小林:撮影で、お姫さま抱っこしなきゃいけないシーンがあって、なかなか持ち上がらなくて…。
伊原:私が重たかったのもあるんです!
小林:いやいや、僕がひ弱でね。
伊原:スタッフさんにやってもらった時は、持ち上がったんですよ。
小林:めっちゃ華麗にね。「あ! それだ、それだ!」って。いや、頑張りましたけどね(笑)。
伊原:やる前から、無理かもしれないって言っていて。最初「冗談なのかな?」と思っていて。
小林:「レディーに失礼ですよ!」とか言われてね。
伊原:そうしたら、リアルに持ち上がらなくて…。「やばい、太ったかな?」って。
小林:でも、すごく腹筋で力を入れてくれていて(笑)。「ありがとうございます!」って感じでした(笑)。忘れたいですね。
伊原:私も、それです! 忘れたいこと(笑)。
――伊原さんは、出演されていたドラマ「チア☆ダン」(2018年7-9月、TBS系)では、女性ばかりの現場でした。今回は男性ばかりの現場ですが、違いや気持ちの変化はありましたか?
小林:「ハーレムだな!」って?(笑)
伊原:思ってないです! やめてください(笑)。こんな感じなんですよ。皆さんが(笑)。
すごく優しくて、壁とかなく接してくださったので、できたなと思います。
最初は、本当に緊張していたし、年上の方とかいろいろと経験されている方が多かったので、「大丈夫かな?」と思ったけど、小林豊さんをはじめ皆さんがすごく優しい方で、本当に面白かったです。
面白いしかなかったです。いい意味でお芝居に集中して、変なところで緊張や考えすぎることもなく、芽衣ちゃんのことだけ考えることができました。
――高校を卒業し、社会人となってからもうすぐ1年がたちますね。
伊原:「明治東亰恋伽」の撮影を含めて、新しいことばかりで怒涛の1年でした。多くの新しいことにチャレンジさせていただけて、全部めちゃめちゃ楽しかったです! 一つ一つ身にして、ステップアップしていきたいなと思います。
――最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
伊原:撮影中やキャストの皆さんと話をしている時も、皆さんが原作を大切にしているのがすごく感じられて、いいところが「ぎゅっ!」と詰まっている作品だと思います。原作ファンの皆さんにも見ていただいて、ドラマ・映画版も愛してもらえればうれしいです。
私自身も芽衣を演じて「明治東亰恋伽」にはまった部分もあるので。実は私のお母さんもはまっています。アニメとか見て「鴎外さん、いいわぁ! 格好良いわぁ!」とずっと言っていて(笑)。
いろいろなタイプのキャラクターの皆さんと出会うので、その中でたくさんの方に楽しんでいただけると思います。初めてドラマ・映画で知ってくださった方にも愛していただける作品にしたいと頑張ってきたので、これからも頑張るんですが(笑)、そういう思いで作ったので、たくさんの方に見ていただきたいと思います。
小林:ドラマやお芝居でできる、非日常のドキドキ感を味わってもらえると思います。ぜひ、テレビにかじりついて見てほしいなと思います!
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