瀧川英次「警視庁捜査資料管理室(仮)」から半年での続編放送開始に「慌てました!」

2019/03/27 06:30 配信

ドラマ インタビュー

武野功雄はシニア採用でのんびりマイペースの元警備員・小守泰次郎を演じる(C)BSフジ


シーズン1を撮っていた時のことはあんまり覚えていない


――シーズン1の際は、せりふを覚えるためにカラオケに缶詰だったと言っていましたが、今作はどうですか?

やっぱりカラオケですね! 新規店舗が増えて、新しいカラオケチェーン店2つの会員になりました(笑)。

前回は喫茶店で黙読して、声を出したくなったらカラオケに行っていたんですが、今回は時間がないので、喫茶店で黙読する時間はもはや僕にはなかったです。だからすぐカラオケ。

時間でいうとカラオケで過ごす時間はめちゃくちゃ増えてます。シーズン1は89時間くらいだったんですが、今回は140時間を超えています。

先日「さぬき映画祭」に宣伝のために行ってきたのですが、そこでさえ僕はカラオケこもっていました。

それでもまだ入り切らないんです。なぜかというと、台本のページが増えているんですよ、確実に。脚本の山内さんに「台本が増えてますけど、どうしたんですか?」と連絡をしたら、「それは気のせいです」って返信がきて。気のせいのはずないんですよ、ページ数の数字が出てるんですから。でも気のせいと言うので、それ以上深くは追及しないようにしました。

――「さぬき映画祭」でお客さんと一緒にドラマを見ていかがでしたか?

シーズン1の3・4話を見て、ドラマの誕生秘話などをスライドで紹介するライブだったんですが、70~80人の席が満席で、立ち見の方もいて。

お客さんと一緒にドラマを見るって、ちょっと緊張していたんです。リアクションなかったらどうしようと思って。でも、声に出して笑ってくださるお客さんも多くて、物語の終盤で事件の真相が明らかになってくる部分では、しーんとなって、ちゃんと見てくれている感じがして、うれしかったです。

シーズン1放送中もSNSで評判を見ていたのですが、生のリアクションを感じるのは初めてだったので、「こんなふうに楽しんでくださるんだ」っていうことを実感できて、とてもいい時間でした。「シーズン2も頑張らなきゃな」と改めて思いました。

――シーズン1を振り返って、どんな思い出がありますか?

シーズン1を撮っていた時のことはあんまり覚えていないんです。多分、あまりにも大変だったので脳みそが記憶を消そうとしているんじゃないかと思っています(笑)。

なので「さぬき映画祭」でシーズン1を見たときは、「これ、どうしてたんだっけ?」ってあんまり記憶がなかったです。せりふはまだ覚えているんですけどね。

もうシーズン2の撮影に入っちゃったので、塗り替えられちゃったのかもしれないです。撮影に入ったときは、「そうそうこのペース、このテンポ。これだったな」と思いましたね。