直木賞作家・西加奈子のベストセラー「さくら」が、北村匠海、小松菜奈、吉沢亮という“最旬”キャストで実写映画化することが決定。2020年初夏に全国公開される。
本作は、ごく普通の家族に次々と投げられる神様からの絶望とも思える変化球を、優しいユーモアを交えてリズムよく“返球”していく、希望に満ちた物語だ。
ハンサムで人気者の長男と、異常なまでに長男を愛する容姿端麗で破天荒な妹、そして平凡な次男のボク。
ちょっと風変わりだけど幸せな家族だった長谷川家は、一家のヒーロー的存在の兄が交通事故に遭ったことで大きく運命が変わっていく。そんな家族に、愛犬・さくらはどんな時でも変わらず寄り添う。
長谷川家の次男で大学生の薫を北村が、超美形の妹・ミキを小松、人気者の長男・一を吉沢がそれぞれ演じる。この3人が過酷な運命に立ち向かうきょうだいを体現する。
そんな本作のメガホンを取るのは、映画「無伴奏」(2016年)などの矢崎仁司監督。
矢崎監督は「西さんから投げられたボールは、ド真ん中に投げ返そうと思います。『さくら』に出会えたことを神様に感謝します」とコメントを寄せた。
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