「スパイラル」原作者・真山仁、玉木宏の演技に『正直驚愕しました』

2019/04/09 18:05 配信

ドラマ

マジテックのセットの中で記念撮影をする前原滉、戸塚純貴、玉木宏、真山仁、貫地谷しほり、國村隼(写真左から)(C)テレビ東京


4月15日(月)にスタートするドラマBiz「スパイラル~町工場の奇跡~」(毎週月曜夜10:00-10:54ほか、テレビ東京系ほか)の撮影現場を、原作者・真山仁が訪問した。

本作は、天才的な発明家だった創業者が急逝し倒産危機に陥った下町の町工場を、銀行員から転身した企業再生家・芝野(玉木宏)が立て直していく軌跡を描く。

原作は真山のベストセラー「ハゲタカ」シリーズのスピンオフ作品「ハゲタカ4.5/スパイラル」。

今回真山は、玉木をはじめ、貫地谷しほり戸塚純貴前原滉國村隼ら主要キャストが勢ぞろいする事務所シーンを見学した。

「現場訪問を楽しみにしていた」と語る真山は、撮影中のモニターを真剣に見詰め、3度目のタッグとなる玉木と談笑する姿も見られた。

真山仁のコメント


――現場をご覧になっていかがでしたか。

撮影中も撮影の合間も含めて、これまで現場訪問をした作品の中で、1番和やかで、味わったことのない雰囲気だなと思いました。今までがヒリヒリしたドラマばかりだったというか、自分の作品はそういうものが多いので、とても新鮮でした。

――玉木さんとのダッグは3度目ですが、あらためて玉木さんの印象はいかがですか。

前に演じていただいた「巨悪は眠らせない」シリーズ(2016・2017年、テレビ東京系)の冨永とは正反対の役で、どのように演じられるのか、とても楽しみでした。特に笑顔の見せ方とかリアクションの柔らかさは別人のようで、正直驚愕(きょうがく)しました。

これまで何人もの方が芝野を演じていますが、新しい芝野が出来上がったなと思いました。

――視聴者の方へメッセージをお願いします。

いい意味で人間くさいというか、人の体温が感じられるような作品なので、もしかしたら懐かしいと思えるかもしれません。

この懐かしさは、徐々にいろんなことが起きて壊れていくのですが、これぞ人間ドラマだというのを、きっと堪能できるのではないかと思っています。楽しみにお待ちいただいて、ぜひご覧いただければと思います。