女優・多部未華子、平成元年生まれの現在30歳。NHK連続テレビ小説「つばさ」(2009年)で初の“平成生まれの朝ドラヒロイン”と呼ばれた多部は、まさに平成の時代とともに生き、キャリアを積み重ねてきた女優の一人だ。平成から令和へと時代が変わる今年、多部はまた一つその女優人生に大きな意味を残す作品と出合った。日本映画界のレジェンド・中島貞夫監督が20年ぶりにメガホンを取った長編時代劇、映画「多十郎殉愛記」(4月12日公開)だ。本作に出演する多部に「大好きです」と語る中島監督について、30代においての女優の仕事との向き合い方、一人の女性として結婚への思いを聞いた。
映画「多十郎殉愛記」は「京都撮影所の伝統である“ちゃんばら”を後世に伝えたい」という熱い思いから、日本映画界のレジェンド中島貞夫監督が20年ぶりにメガホンをとった平成最後の“ちゃんばら”時代劇。幕末の京都を舞台に、親の残した借金から逃げるように脱藩し上洛してきた浪人・清川多十郎(高良健吾)と溝口蔵人(寺島進)率いる京都見廻組の死闘を描く。
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