――もし、執事がそばにいたらどんなことを頼んでみたいですか?
上川:ネットショッピングを楽しみたいです。僕は本名なので、やっぱりそこに抵抗があるんです。大変便利であるということは分かっているんですけど、自分の名前で申し込むことに憚りを感じてしまって手を出せずにいるんです。もし、執事の方がいらっしゃったら少し生活がしやすくなるのではないでしょうか。
佐藤:なかなか現実的ですね。
上川:自分の事は自分でやれば良いんでしょうけれど(笑)。
佐藤:上川隆也は、語感も字面も“上川隆也”ですからね。
上川:どういう意味ですか?(笑)
佐藤:僕も本名ですけど、佐藤二朗はたくさんいますから。
上川:いやいや、佐藤二朗は“佐藤二朗”でしょう。
佐藤:こんな名前、そこらじゅうにいますよ(笑)。
上川:でも、日本で“サトウジロウ”って言ったら、最初に名前が挙がるのは“佐藤二朗”です。朗らかな「朗」の二朗さんです(笑)。
佐藤:(笑)。僕はお酒が好きで毎日晩酌をするんですけど、たまには外で飲んでみたいなぁという気持ちがあるんです。これは、酒飲みなら分かってくれるんですけど、嫁には理解してもらえなくて。
だから、嫁の名前を借りて「○○ちゃん」って。居酒屋みたいな感じで「○○ちゃん、次は砂肝を!」なんて言いながら家で晩酌したことがあるんです。その日に出てくるメニューは知っているけど、ちょっと外の飲み屋で酒を飲んでいる雰囲気を味わいたくて。
上川:居酒屋プレイですか?(笑)。
佐藤:ええ。プレイと呼んでいただいて何の差し支えもないですけど(笑)、それを2日間だけ楽しみました。嫁が付き合ってくれたのはその時だけ。だから、それを執事にお願いしたいですね。外飲みの雰囲気を味わいたいです。
上川:執事に店主を演じていただくということですか。
佐藤:それだけで十分です。
上川:じゃあ、料理人でいいんじゃないですか?(笑)
佐藤:いやいや、料理は嫁が一番!…ということにしておきましょう(笑)。
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