上川隆也×佐藤二朗対談「1年前にご覧いただいた風景はそのままにお届けしたい」<執事 西園寺連載(1)>

2019/04/19 08:00 配信

ドラマ インタビュー

インタビューは白熱撮影=永田正雄


得意な家事を明かす


――西園寺は家事も完璧にこなしますけど、お二人が得意な家事は?

上川:どこまでが家事なのか難しいところですけど、逆にこれですって申し上げられるようなことをしていないかもしれません。我が家ではこれといった決め事がありませんし、家事の分担もしていないんです。気が付いたらやる。掃除機もかけますし、お皿も洗います。お風呂掃除もやっています。

佐藤:それは、すごいことですよ。

上川:でも、お互いさまなので。僕だけがやっているわけではないんです。

佐藤:手が空いている方がやるってことですよね。

上川:そういうことになります。

佐藤:それは理想の形ですよ。

上川:これが「上川家」の業務形態です(笑)。

佐藤:もう「上川家」の話を聞いたら「佐藤家」の業務形態は話せません(笑)。

掃除、皿洗いは正直あまりやらないなぁ。風呂洗いとかはやるけど。これは、世のザテレビジョンさんの女性読者に怒られてしまいますね(笑)。

――料理はどうですか?

佐藤:僕が唯一作る料理は「砂肝の塩胡椒にんにく炒め」。酒のつまみです。

上川:おいしそうです。

佐藤:砂肝の筋を切ったり、にんにくを細かく刻むのは嫁。

上川:下準備は、全部奥さまが?

――佐藤さんは何をするんですか?

佐藤:僕は炒めるだけ(笑)。料理の「ジャーッ」っていう音が好きなんですよ。あの音を聞くと食欲が湧いてきますね。

取材・文=月山武桜