ベストセラー小説「罪の声」が映画化されることになり、小栗旬と星野源が映画初共演することが分かった。
「罪の声」は、2016年の「週刊文春」(文藝春秋)ミステリーベスト10で国内部門第1位を獲得し、第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士による小説。
昭和最大の未解決事件をモチーフに、作者の綿密な取材と着想が織り混ぜられた内容だ。フィクションでありながら、事件の真相と犯人像が「本当にそうだったのではないか」と思わせる、リアリティーあふれた物語が話題を呼び、18万部を超えるベストセラー小説となった。
小栗は本作の主人公で、新聞記者・阿久津英士役。30年以上前に起き、すでに時効となっている昭和最大の未解決事件の真相を追う新聞記者を演じる。
そして、もう1人の主人公・曽根俊也役に星野。父から受け継いだテーラーを営み、平凡な毎日を過ごす曽根は、偶然にも幼少時の自分が知らないうちに、この昭和最大の未解決事件に関わっていたことを知ってしまう。
監督は「いま、会いにゆきます。」(2004年)、「涙そうそう」(2006年)、「ハナミズキ」(2010年)、「ビリギャル」(2015年)を手掛けた土井裕泰、脚本はドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(2016年、TBS系)などの野木亜紀子が担当。
撮影は既に3月末にクランクインし、6月にクランクアップ予定。公開は2020年を予定している。
今回の発表に合わせて、主演の小栗旬、星野源からコメントが届いた。
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