遠藤憲一も絶賛! R-1で注目のネクストブレーク芸人・こがけんが明かす「紆余曲折の芸人人生」

2019/04/24 04:30 配信

芸能一般

2度のコンビ解散、燃え尽き症候群…紆余曲折を経て、ようやく注目を集め始めたこがけん


「いまだに僕のことを知らない吉本の社員も多いんですよ(笑)」


――ザテレビジョン初登場ですので、改めてプロフィールをお教えください。そもそもこがけんさんは、どういった経緯で芸人を志すようになったのでしょうか。

「きっかけは、めちゃめちゃ受け身で。大学時代、友達に『お笑いやらないか』と猛烈に誘われて、就職活動をやりたくないっていう気持ちも相まって、誘いに乗っかっちゃったんです。それで友達と2人でコンビとしてNSC(※吉本興業主催の養成所)に入って、で、卒業後4カ月くらいで解散して(笑)。その時、僕は芸人をいったん辞めてるんです。で、その後6年間のブランクを経て、元相方に誘われてコンビを再結成したんですが、それもうまく行かず、また解散して。そこで、ようやくピンでやろうと決めました」

――その6年のブランクの期間は、何をされていたんですか?

「板前の修業をしていました。6年たって、一応修業が終わった形になって、『次はどこで働こうか』『独立しようか』『でも、俺は一生板の前でやっていけるのか』なんて、いろいろ考えているときに、元相方から連絡が来たんです。

そんな感じで、かなり紆余曲折ありまして、ブランクも6年あるので、いまだに僕のことを知らない吉本の社員も多いんですよ(笑)」

――その後、2016年ごろに「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」に初出演して、“ハリウッド映画ものまね”が注目を集めました。あのネタは、どのようにして生まれたのでしょうか。

「とにかく僕は映画、特にハリウッド映画がめっちゃ好きで、ネタにできないかなっていうのはずっと思ってたんですよ。で、『細かすぎて』では当時、有名人の物まね以外に、横澤夏子の『こういう女いるよね』っていうシリーズがハネてた時期があったんですね。それで、『あれがいけるんやったら、これもいけるやろ』ってことで、“ハリウッド映画でありそうなシーン”っていうネタをオーディションに持っていったんです。そしたら、スタッフの方が、その中の一つの『オーマイガー!』が面白いって食いついてくださって。そこで、第二次審査で全部『オーマイガー!』をオチにしたネタをやって、何とか合格したんです」