遠藤憲一も絶賛! R-1で注目のネクストブレーク芸人・こがけんが明かす「紆余曲折の芸人人生」

2019/04/24 04:30 配信

芸能一般

「今度の単独ライブは、こがけんを『R-1ぐらんぷり』で初めて知ったというお客さんにも楽しんでいただけるはずです!」


「“本業はよく分からないけど、みんなの記憶に残っている人”に憧れるんです」


――以降、「オーマイガー!」が、遠藤憲一さんをはじめ、一部のお笑いファンの間で流行したわけですが、先日の「R-1ぐらんぷり2019」では一転して、歌ネタの一人コントを披露されましたね。

「“ハリウッド映画ものまね”って、どうしてもぶつ切りになってしまって、1本のネタとしては成立しにくいんですよ。そもそも、ピンになってからはずっと“ハリウッド映画”よりも、むしろ歌ネタを中心にやってきたので、やっぱり『R-1』では歌ネタで勝負したいなと考えまして。それに僕の場合、見た目にそんな特徴がないというか…。そういえばこの前、『おかべろ』(フジテレビ系)に出演させていただいたとき、僕の座り位置が、おいでやす小田さんの隣で。『どうして見た目が一緒の2人を並べるのか!』っていじられたんですけど(笑)」

――確かに似てますね(笑)。

「ただでさえ、最近の若手芸人はビジュアルの特徴がはっきりしないって言われてるのに、今年の『R-1』ファイナリストの中だけでも、こんなに見た目が似通っている人間がいるっていう(笑)。そんな状況の中で、『歌ネタだったら自分の個性をアピールできるかもしれない』っていう計算が本能的に働いたのかもしれないですね」

――では、今後の展望をお聞かせください。

「幸い、どうやらレポーターの仕事も求められているようなので、それもやりながら、歌ネタは続けたいと思っています。そこから派生して、歌に関するお仕事をいただけたらありがたいですね。あと、“ハリウッド映画ものまね”ももちろんやっていきたいです。吉本にも大きな映画祭がありますし、映画関係のお仕事もいただけたら。基本、アメリカかぶれというか、映画だけじゃなく、音楽も洋楽ファンなので、そこにミートしたお笑いのニーズがあれば、挑戦していきたいなと」

――出演してみたいテレビ番組はありますか?

「今一番出たいのは『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)ですね。単純に大好きなので。あと、好きすぎて逆に出たくなかった『勇者ああああ(〜ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組〜)』(テレビ東京系)には、先日出させていただいて。めちゃくちゃ楽しかったです。それと、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)。僕も芸人のコメンテーターとして俳優さんや女優さんに翻弄されてみたいですね。他にも、ネタ番組にももちろん出たいですし、情報番組で映画紹介もやってみたいし、それに板前の経験を生かして、食レポとか料理とか…って、話が尽きないくらい、出たい番組はめちゃくちゃあります」

――ちなみに、目標にしている芸人さんはいらっしゃいますか?

「芸人さんというより、“本業はよく分からないけど、みんなの記憶に残っている人”に憧れるんですよ。そういう意味では、今回の『R-1』で、『よく分かんないヤツが出てきた』みたいな反応が多くて、すごくうれしかったんですけど。具体的に名前を挙げるとするなら、高田純次さんは理想の存在ですね。高田さんと僕では、キャラクターがだいぶ離れてますけど、『適当手帳』(※高田純次監修の手帳)は僕の座右の書です(笑)」