原作を初めて読んだのは10代の頃だと思うのですが、そのすごさに圧倒されたことを憶えています。今読み返してもあの時の衝撃は全く古びず、更に新しい発見をもたらしてくれます。
もし映像化されるのであれば歌を作らせてほしいなあなんていうふうに思ってたことが、今日になって実現するというのはなんとも感慨深いです。
原作が持ってるものに負けないよう、それでいてうまく寄り添えるようなものが、果たして自分に作れるのかと、ここ数カ月は問答の日々でした。今は映画館で流れる日を楽しみにしています。
米津玄師さんと初めてお会いしたのは何年前になるでしょうか。
それからのさまざまな人のつながりを経て、映画「海獣の子供」の主題歌を米津さんに…という話を伺った時、来るべきものが来たような、不思議な昂揚を感じました。
心を高く深く広げてくれつつ、同時に着地点を示してくれるような美しい歌に出会えて、今はただ感無量です。
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