――今も少しありましたが、門倉はどのような人だと思いますか?
台本が本当にすごく丁寧に描かれていたので、読んだ時に門倉はとても素直で、天邪鬼で、男らしく見せたい! という人。しかも、それが全部みんなにばれちゃってるっていう、すごくかわいらしい人だなと思いました。
門倉が出てくるシーンは、必ずといっていいほど、笑いが起きるように描かれているので、それはしっかり全部笑いをとっていかないともったいないことになるなと思ったので、そこは注意しましたね。
そのおちゃめな感じが、視聴者の方に見ていただいて、朝から笑ってもらえればいいなと思いました。
あとは、門倉は林業をやっているという設定なんですよ(笑)。正さんに「番長の実家はたぶん、林業」って言われ、それなら普段から重いものを持っているだろうから背中を鍛えようと思いました。
門倉は、周りに気を使っているんだけど、それが空回りしていて、でもどんどん走っていってしまう、演劇部のメンバーからも「しょうがない、もう支えるしかない」と慕われている雰囲気がありますよね。
そういう意味で言うと、演劇部のメンバーにも恵まれましたね。みんな「番長、番長!」ってすごく盛り上げてくれて。みんなが盛り上げてくれるから、俺も乗っかっていって(笑)。とても助かりました。
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