毎週ゲストとお酒を酌み交わしながら本音でトークする「ダウンタウンなう」 (フジテレビ系)内の企画「本音でハシゴ酒」。4月26日の放送では、ゲストに萩原聖人が登場し、過去の木村拓哉との関係について告白した。
萩原は、1987年に「あぶない刑事」(日本テレビ系)で俳優デビュー、1994年に日本アカデミー賞新人俳優賞を始め、20代で数々の映画賞を受賞していた当時の若手No.1俳優。それだけに、調子に乗りまくり、とにかくトンガっていたという。
木村拓哉とW主演した大ヒットドラマ「若者のすべて」(1994年、フジテレビ系)のスタッフによると「萩原さんを筆頭に、役者さんも監督もギラギラしていた」らしい。
萩原は「触るものみな傷つけていましたね」と当時の思いを振り返りながら、「事務所がとにかく小さかったんですよ。芝居でだけは負けたくない、みたいなので、とにかく現場を止めてましたね。もう最悪ですよね」と過去抱いていたライバル心を明かした。
同作の監督からは、「当時は聖人も木村も自信に満ちあふれていて、負けん気の強い若者でした。たまたま聖人と僕が一緒の時に、先輩俳優が現れて『次、誰と共演するの?』と聖人に聞くと『俳優は俺だけっす。あとはタレントっす』」という証言が寄せられた。それを聞いた出演者らは「ワオッ!」「すごいな!」と驚き、萩原は「当時共演していた皆さん、本当にすみません!」と恐縮した。
また、ドラマの制作発表の時に、木村が「ジャニーズ事務所の木村拓哉です!」とわざわざ事務所名を言って挨拶した、というエピソードに対し、萩原は「覚えています」と答える。
続けて、「拓哉もその前に別のドラマやって、俳優として行くって時だったんで、そういう見られ方をしてたのを相当カチンときてたんだろうなって。『望むところだ!』って感じでお互いやってたところが実際あったんですけど、何十年後かに『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で俺の事『大嫌いだった』って話してたみたいです」と苦笑しながらも、その後の共演を通して関係が修復されていることも付け加えた。
次回の「ダウンタウンなう」は、5月3日(金)夜9:55より放送。ゲストとして萩原健一、内田裕也が出演した回を再放送予定。
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