唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)から、あるCT画像について意見を求められる。画像をのぞき込んだ唯織は、杏との距離が近いことに照れてしまう。
裕乃(広瀬アリス)は、威能(丸山智己)が遺体画像を見ていたことに驚く。実は威能は、CTやMRIを使って遺体の死因を究明するオートプシー・イメージング―通称「Ai」と呼ばれる死亡時画像診断のスペシャリストだった。
鏑木(浅野和之)は、放射線科の受診患者増加などを理由に、「Ai」の受け入れを最小限にとどめようと提案していた。
だが、院長の渚(和久井映見)は、「Ai」と解剖を組み合わせることは医療界全体の未来にとって必要だと考えていた。
そんな折、ラジエーションハウスに、公園で倒れているところを発見され、その後死亡が確認された美しい顔の少年・藤本直樹(南出凌嘉)の「Ai」依頼が届く。
第一発見者は直樹とキャッチボールするために公園に来たという弟の雄太(斎藤汰鷹)。救急通報をしたのは、藤本家の近所に住む少年・山村肇(小林喜日)だった。
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