浜辺美波、「賭ケグルイ」で“陰”から“陽”に

2019/05/02 08:00 配信

映画

「猛者がたくさんいるからこそ、何をやっても大丈夫だ!という安心感があります」と明かす撮影=玉井美世子


現場を楽しむことを教えてもらった


――現場での立ち振る舞いも変わっていきましたか?

すごく変わりました。英監督にコミュニケーションの大切さも教わったので、その後の作品での現場の過ごし方も変わりました。それまではずっと“陰”タイプだったかな?と思うんです(笑)。でも、現場を楽しむことを皆さんに教えてもらって、“陽”の部分を引き出してもらった気がします。

――英監督はとても陽気な方で、監督自身の笑い声が入ってNGになってしまったこともあったと聞きました。英監督の演出はいかがでしたか?

コミュニケーションをたくさん取ってくださる監督で、とてもよく見てくださっているんです。例えば、賭け狂うシーンはかなりテンションを上げているのですが、ちょっとした動きやセリフ回しに違和感があるとうまく言葉が出なかったりする。そういう時に、私自身も気付かないほどの違和感を察知して、「言いにくいよね?」と変更したりしてくださって。英監督で良かったと、何度も思いました。

「映画 賭ケグルイ」は2019年5月3日(金)に公開©2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会


――夢子を演じることを楽しみ、やりがいも感じているように見えますが、夢子という役に出会って良かったなと思うことは?

ドラマseason1の第1話からギャンブルシーンがあったのですが、それまであんなにテンションを上げたことがなかったので、自分がどこまで賭け狂うことができるのか、想像が付きませんでした。でも、夢子を経験したことで、自分も頑張ればできるんだということを教えてもらえた気がします。あそこまで行けるんだという自信になりましたし、他の役でもテンションを上げることができるようになりました。