インターネットテレビ局「AbemaTV」が稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾出演の「7.2新しい別の窓 #14」を、平成最後となる4月30日(火)午後5時から、令和となる5月1日(水)にかけて7.2時間にわたり生放送。平成から令和へと移る残り数分で流れた草なぎによるナレーションが、大きな感動と反響を呼んだ。
番組では「平成名曲ライブ」で香取が「マツケンサンバ2」で松平健と15年ぶりにおなじみの衣装で共演したり、「平成最後にやりたいこと」でゲストの中村獅童が香取と「連獅子」の“毛振り”を披露した。
そして、平成から令和へ切り替わる瞬間には、東京タワーに移動。東京タワーにちなんで333人のファンを前に平成から令和へのカウントダウンを行った。元号またぎの前には草なぎによるナレーションが流れた。
「新しい地図を広げて、約一年半。映画や舞台だけでなく『72時間ホンネテレビ』を皮切りに、ブログ、インスタ、Youtube、月に一度の『7.2新しい別の窓』とかつてはやれなかった新しいことにどんどん挑戦している」
「そしてそれを応援してくれる多くのNAKAMAたちと一緒に、毎日のようにSNSで共有し、共感し楽しんでいる」
「たしかによくわからない大人の事情とかもあるのか、まだ僕らはみんなが望む場所になかなか到達できていない面もある。でもこれだけは言える。僕らはみんなのおかげでものすごく今、生きている。そして同時にみんなもまた同じ時代を生きているんだ…ということを日々強く実感している」
「思えば、平成の30年間、僕らは、何かに追われるように、ただひたすら、がむしゃらに走り続けてきた。とても必死だったから、見えていなかったこと、気づいていなかったこともあったと思う」
「平成をともに走ってきた大勢の人たち。今、みんなの顔が、よく見える。みんなの気持ちが、よくわかる。それはもう、痛いくらいに。そう。僕らは、ともに、生きている。かつて、みんなが、ちゃんと立っていられるように『一人一人に世界で一つだけの価値があるんだ』って伝えたかった」
「そして今、思う。みんなも、誰かのメッセージを受けとるだけじゃなく、ちゃんと地に足をつけて、自分の物語を生きている。少なくともそう生きようとしている。僕らがそんな、あなたの物語の一部になれたら、こんなうれしいことはない」
「さぁ、令和の時代になる。令和の英語訳はBeautiful Harmonyだそうだ。家族や友人だけでなく、SNSでつながっている、そんな身の回りの人たちの思いにも寄り添い、共感し、ともに品よく美しく生きていこう」
「いよいよ、新しい時代。ワクワクするような、新しいことを、一緒に、やろうね。平成から、令和へ。私たちは、新しい地図」
このナレーションをうけ、SNSでは「『世界に一つだけの花』を連想させるフレーズがいくつも!」「感動!」などのコメントがあふれた。
次回は6月2日(日)に放送。「平成名曲ライブ」の模様などは「Abemaビデオ」にて無料で視聴が可能となっている。
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