このたびのアニメ化決定に際し、原作者の大童澄瞳と監督・シリーズ構成を務める湯浅政明からコメントが到着した。
「アニメ化」とは、ただ「マンガを動かす」ということではなく、動画や美術や音響や撮影など各セクションを担当する表現者たちと、それらを取りまとめる監督によって、映像・アニメの演出で再構築することであり、それはとてもクリエイティブな行為です。誰によってどのように作られるのかで作品はさまざまな形に変わることができます。そして、このお話はそんな「作り手」の物語でもあります。これから湯浅監督率いるドリームチームで、どんな「映像研」が創り出されるのか、わくわくドキドキしながらお待ちください!
誰でも子どもの頃、秘密基地を描いてワクワクしたことがあるのではないでしょうか? 自分で考えたものが空間になって、実際にそこに出来上がってゆく感覚。「映像研」はそんな、モノを作る醍醐味にあふれています。アニメ作りをアニメで制作するのが、アニメ作りを商売にしている僕らですから、難しいと思いながらも経験を生かして、「あっ」とは驚かないかもしれませんが、新鮮な映像でお見せできたらと思っています。
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