山崎樹範「崩壊シリーズ」初出演の前島亜美に「かわいくいてくれれば大丈夫」<Interview前編>

2019/09/20 07:05 配信

芸能一般 インタビュー

舞台「~崩壊シリーズ~『派』」に出演する山崎樹範、前島亜美


シリーズ第3弾となる「~崩壊シリーズ~『派』」が、10月18日(金)に東京・俳優座劇場で開幕。全国7カ所を巡演する。

今回も作・演出を務めるのは、人気お笑い芸人のコントをはじめ、数多くの人気バラエティー番組を手掛ける構成作家・オークラ

オークラが「約2年ぶり3回目となる崩壊シリーズは、新たな布陣でこれまで以上に崩壊し、爆笑できる傑作舞台になる予定です。この予定が崩壊しないことを祈ります」とコメントしている同舞台で、第1弾から出演している山崎樹範が主演を務める。

ほか、伊藤裕一上地春奈大水洋介(ラバーガール)、梶原善が続投。そして、新たなキャストとして、数々の舞台で活躍している松島庄汰安西慎太郎前島亜美が本作より出演する。

「ザテレビジョン」では、山崎と前島の二人にインタビューを実施。前編では、作品への思いや意気込みなどを語ってもらった。

山崎樹範「この作品に懸けている」


――シリーズ第3弾となりますが、意気込みを聞かせてください。

山崎:長いことお芝居をやってきた中で、胸を張って自分の代表作といえる作品だと思っているので、正直この作品に懸けている部分が大きいですね。ラストチャンスだと思っていますので、この作品をきっかけに売れたいと思っています。

オークラさんは、僕と同い年ですし、できればもう一花咲かせたいと思っているので、今作への意気込みは並々ならぬものがあります。

――3作品も続くと、やはり思い入れも強いと思います。

山崎:そうですね。やっぱり演じていて楽しいっていうのが、本当に大きいです。僕も単純ですから、目の前でお客さんが喜んでくださってる姿を見られるのが、一番のモチベーションになりますね。この舞台は、特に笑いがメインになっているので、笑いのリアクションが一番大きく返ってくるもので、お客さんとのキャッチボールがすごく楽しいですね。

――お客さんも山崎さんへ「何かしてくれるんじゃないか」と期待して見ています。

山崎:期待させているんですかね。でも、期待には応えないっていうスタンスで、ここまでやってきましたからね。何かやりそう、というにおいがあればいいわけで。実際に面白いことができるのかっていうと、この舞台は僕が考えたわけじゃないですし、基本オークラさんの頭の中のことなのでね。

僕は達者な人間ではないので「笑わせよう」ということは思っていなくて、「笑われる」でいいと思っているんですよ。いや、でも実際は面白いんですよ(笑)。どちらかというと面白い寄りなんですよ。ただ、本当に面白い人っていっぱいいるんです。仕事でバラエティー番組などに出演させていただいて、お笑い芸人さんと絡んだりすると、圧倒的にかなわないんですよ。

今回共演している大水君も本当に面白いですし、芝居も上手なんです。そんな方々と笑いで対抗しようなんて思っていないです。ただ、僕が主演なので、そこはオークラさんに“おいしく”していただこうと(笑)。